b-ex journal 編集部
2021/12/20
みなさまこんにちは
b-ex journal 編集部です。
全国の美容室・美容師様をご紹介させていただく
『b-ex times(ビーエックスタイムズ)』スピンオフ企画!!
今回は、横浜市にある美容室 urupool店長 藤野遼太郎様にお話をお伺いしました。
2012年7月OPEN。夫婦二人でスタートし、セット面6席25坪ほどのサロンだった。「urupool」が潤いを溜めるという意味の店名で、気持ちの潤いやお客様の髪への潤いを保持するように想いを込めた。スタッフに対しても同じで、潤いを維持しながらサロンを維持している。店舗を増やすよりは仕事内容を高め、お客様にできる可能性を増やすことを目的としてコツコツやってきた。荒い集客はしたくないので、集客サイトにも頼らずにやってきた。スタッフで探求しながら7年やってきてセンター南の今の店舗(約70坪)に移転拡張。お客様が非日常感を味わえるような形とスタッフが可能性を広げられる設備をそろえた。1店舗でありながら未来を描けるような環境づくりに徹してきたおかげで2016年に法人化。「マスタープール」という会社名に。みんなが講師になれるくらい学びを深くし、「師」のマスターが集うという意味。全員が自信をもって人に役に立てる価値を提供することがみんなが最終的に立つべきビジョンだと考えている。
【ヘアドクターサロン】というサブタイトルを掲げていて、お客様の髪やキレイをお医者さんのような目線で叶えていくような美容室。スタッフ一人ひとりがヘアケアマイスターの資格を持っているので、アドバイスの達人になれるように勉強会をしているサロン。テスト期間は設けておらず、各々勉強している。メーカーの資格なども取れるものは取っている。ヘアドクターサロンというコンセプトのもとにチームでアドバイスの達人に。お客様のお悩みにヘアケア商品やお家でのお手入れのアドバイスをさせて頂いて、お客様に一つ一つ技術説明や、「なぜ、これをやっているのか」というのをプロ目線でアドバイスすることをスローガンとして掲げ、それを通じて一生愛され続ける美容師になるというのが僕らのコンセプト。
色んなヘアの技術だけでなく、フェイシャルやまつげやビューティーメニューも取り入れてお客様の髪から根本への美を追求しながら、女性のケアリストの方たちが幅広い分野で仕事がしやすくなるようにオーナーが考えてくださって、ケアリストのうちから担当者の意識を持つというのを体験しながらスタイリストになっていくお店。一つの武器に特化するような従来のスタイリストのなり方ではなく、幅広い知識や技術を持ちながらスタイリストになっていくので、スタイリストになるまでが準備期間でありながら、一つ一つの技術で担当者になりながらお客様をつけていく。教育をしっかり行うことによって長く愛される施術ができ、お店だけじゃなく、他の美容師さんとの差別化ができている。愛され続ける美容師になるためには技術もですが、接客もより一層強化している。例えば、メッセージカードを一枚一枚手書きで書いていたり、ドリンクをお出ししていたり、お客様に寄り添った接客に重きをおいている。お客様にファンになってもらうために自分磨きも頑張っている。メッセージカードは季節が変わる手前に作り、お客様と話した内容を書いたりスタイルを提案。中にはコレクションしてくださるお客様もいらっしゃる。
美容師としての学びもそうだけど、世の中の経済学や世論も一緒に身に着けながら社会性を高く維持していきたい。位置づけとしては美容師でありながら「人」として人生としての成長を遂げてほしい。お客様に接しながら自分たちも成長していくというのが軸のテーマ。これからのことを考えながら務めてほしい。美容師として「うまい」「人気」も大事だけど、メーカーやディーラーや家族や友達に対しても必要とされる人間になることによって人生の幸せが必然的に叶えやすい。それが一番大事。それに対して必要なことをみんなで考えて自主発生して個人個人が責任をもってプレイできることが大事だと考えている。
また、お客様の気持ちを高めるためになにができるか常に考えていて、オシャレに、きれいにもそうだし、スタッフとの会話やお客様への会話(サロンでは「告白」と呼んでいます)や想いを伝えるようにしている。このサロンにとって自分はどういう存在かをできるだけ認識して頂けるようにして、ここに来れば自分はこうあれる、こんな気持ちになれるというのが、「髪+スタッフと接したときに得れる価値」だと思うので、そこをみんなで追及している。
トータルビューティーを自ら探してくる。トータルビューティー、脱毛のメニューが多かったり店販もたくさんお客様のお悩みに合わせていい意味でバラバラにそろえている。ドクターサロンとして出来る事としてメニュー数が多くチョイスできる。(店販は悩みに合うように150アイテムを超える)各サロン強みになるメニューはあると思うが、ヘッドスパが人気なサロン。ケアリスト(アシスタント)がオリジナルヘッドスパを考えたりしそれが非常に人気、ヘッドスパだけでくる方も。ハサミを持つことだけが美容師じゃない。そこに価値があるわけでなく、お客様の美に関する技術の提供はケアリストもさせて頂いている。
アシスタントの役目もペーパーを渡すだけじゃない。入社した当時からアシスタントもメニュー制作に携われる。一人の人間として、こういうメニューがあったらいいとか意見を言える。こだわりをもったメニューへの思いが他店とは違う。他店は淡白な接客になりがち。ウルプールはみんなで囲い込み接客。携わっていないお客様にも挨拶をする。お名前で呼んでいただけるような、アシスタントだからお話はしないというのはなく、指名なども関係なくみんなでお話ししにいく。みんなが愛してもらっているというのを身に持って感じられる。
ヘアケア強み、トリートメント、ヘッドスパもお客様に合わせたオーダーメイド式。一個一個技術説明、カラーの準備段階から頭皮を守るために、ゼロテクや保護スプレーをなんのためにやるのか説明をすることでお客様の安心に繋がる。いつ誰に見られてもキレイというカラーを叶えるために、根元の伸び具合などからいつ染めたらきれいだとか、剤の説明を一個一個する。聞いてて分からなくても例えを出して説明している。
お客様に合わせた接客⇒ファイル渡して使う剤には付箋をはる。
手作りのファイルに商品すべて載っている⇒自然と会話にも繋がる。シーンによって剤の説明もしやすい。
SDGs(オリジナルSDGs)をアイコンから作成。美容室で取り組んでいるところは少ないと思うが、美容室でできることを17こピックアップ。その中で環境に対する意識、いろんな方がいる中で自分たちがSDGsを知らないのは失礼にあたるので目標をたてた。
センター南駅の掃除。営業前1時間やったり、営業終了後に掃除したり、街のためになる取り組みをしている。また、プラスチックの削減のために量り売りを行っていたり、市販で買って香りが合わないなどの理由で使い切らなかったもの回収し、限りなく水に戻したり、使える部品は業者に預けたりしている。エコバッグ持参などの取り組みもしている。最初は試行錯誤しながらやってきたが、受け入れてくれるお客様も多い。カラー剤を作るにしても廃棄少なくする。無駄がないような仕事が意識づいている。お客様にも協力して頂くことが多いので還元していきたい。
手作りにこだわっており、一年に一回、完全手作りで自作し、文字も思いも命を吹き込んでいく。1年目の子でもみんなと同じくらい話せるので店販も提案できる。誰かが作って他のスタッフに落とし込むのではなく、作ってる段階で理解しようとする。作成期間は4か月ほど。作る時間より企画を考える時間が大変だが、一緒につくることで知識も増える。毎年作るのに、漫画の編集室のようにぜーぜー言ってます。(笑)でもチームでやることに意味があると考えています。
SDGs関連では買っても結局合わないなど無駄をなくすためにお悩み問診票をかいてもらっている。自作のセレクト表を使い、お医者さんのようにお客様一人ひとりにカルテを作っている。もちろん、やるのは大変だがお客様に届くものは多い。できないものを無理に進めると無駄が増えるので、お勧めしたいものと実際に何ができるのかをお客様と決めるための処方箋。
朝礼の時間にお客様の情報共有し、誰が担当しても同じ施術ができるように。誰かにはしっとりをお勧めされたのに他のスタッフには軽めを紹介されるとかはない。そのために1分間でロープレし、忙しい営業時間でも商品の説明ができるように朝の時間に行う。営業が終わったら振り返りで「プールカード」を渡す。一日を通して言いそびれたことや、ありがとうを伝える。プールカードがたまったら焼肉とかウィッグとかと交換できる。オーナーとサンリオに行けたりもします(笑)言われるために頑張るという気持ちにもなります。スタッフもお客様も同じように気持ちを伝える。こういう時代だからこそ口で伝えることを大事にしている。
一番は、長い目で役に立てるジェネラリストを育てたいと思っている。そこから人生の選択肢を選べるように常にみんなで模索しており、新しい働き方、サービスを生み出していきたい。そういうチームもどんどん拡大していきたい。また、企業コラボもしたい。色んな企業といろんなことをしていかないといけない時代。プロ同士と協力してお客様を満足させたい。飲食店や医療関係、福祉関係も全部複合したプロどうしてお客様の悩みを解決できる時代づくりをしたい。販売能力を身に着ける力が1年目からでもスタイリストと同じように力をつけられるサロン。フロアに立ったらお客様から見たらプロ。1年目から自分の実績に繋がるような働き方できるサロンです。
サロン名:urupool
住所:〒224-0032
神奈川県横浜市都筑区茅ヶ崎中央26-30 クオス港北センター南グレイスレーン1F-A
電話番号:045-507-7652
ホームページ:https://www.urupool.com/
公式Facebook:https://www.facebook.com/urupool/
公式Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCNycB4Au3wFe0VnAPNsc28w/featured
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