岩田 考司
2025/03/19
こんにちは。大阪のトレンザのイワタです。
「ブリーチやヘアカラーをしたら髪が細くなったような気がする…」と感じたことはありませんか?
確かにブリーチやヘアカラーによるダメージで髪が細くなることはあります。この記事では髪が細くなる原因とダメージを防ぐ方法を詳しく解説します。
髪を健康的に保ちながらブリーチやヘアカラーを楽しむ方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
まずはブリーチやヘアカラーをすると髪が細くなる原因を、髪の構造とあわせてご紹介します。
髪はメデュラ、コルテックス、キューティクルの3層構造で成り立っています。
ヘアカラーやブリーチは薬剤の力でキューティクルを開き、コルテックスの中にあるメラニン色素を分解して色を変化させます。
このときに髪内部の結合にもダメージを与えるので、髪の密度や強度が弱まります。また、キューティクルを開くことでコルテックス内のタンパク質や水分が流出しやすく、髪が細くなることがあるのです。
引用元:カラパレ
「ブリーチやヘアカラーをすると髪がスカスカになってしまうのでは?」と不安になるかもしれませんが、そんなことはありません。
ここからはブリーチやヘアカラーのダメージを最小限に抑え、髪が細くなるのを防ぐ方法をご紹介します。
引用元:カラパレ
ブリーチやヘアカラーをするときは、できるだけ美容院で施術を受けることをおすすめします。
美容院では美容師がお客様一人ひとりの髪質にあわせて適切な薬剤を選びます。そして前処理や後処理をしっかりして、ダメージを最小限に抑えながら施術します。
そのため極端に髪が細くなることはないでしょう。
最近はダメージを最小限に抑えたヘアカラー剤やブリーチ剤も多くあります。ケアブリーチというケア成分を配合し、ダメージを抑えながらブリーチできる薬剤も人気です。
美容院によって取り扱う薬剤は異なるので、髪が細くなるのが心配な方は、一度担当の美容師さんに相談してみてください。
「スロウカラー(THROW)」はアッシュやマットなど寒色系の発色にこだわったプロ向けヘアカラー剤。
キューティクルケア成分や髪にうるおいを与える植物成分を配合し、ダメージを最小限に抑えながら、思いどおりの髪色にできます。
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https://www.b-ex.inc/throw/search
美容院のトリートメントは髪内部に水分と栄養分を補給し、表面をコーティングしてツヤのあるサラサラな髪に仕上げます。
トリートメントをすることで髪内部のタンパク質や水分の流出を予防し、髪が細くなるのを防げます。
▼サロントリートメントが気になった方はこちらもチェック!
引用元:カラパレ
ブリーチやヘアカラーをした髪はデリケートでダメージを受けやすい状態。美しく健康的に保つには、日頃のヘアケアも重要です。
ここからはブリーチやヘアカラー後のヘアケアのポイントをご紹介します。
市販のシャンプーは洗浄力が強いものが多いです。せっかく美容院できれいにヘアカラーをしても、洗浄力の強い市販シャンプーで髪を洗うと早く色落ちしてしまいます。
できるだけ優しい洗浄力で栄養成分がしっかり入ったサロンシャンプーを使うのがおすすめです。
クレイエステは頭皮の健康を考えてつくられたシャンプー&ヘアマスク。
ミネラルを豊富に含んだ天然クレイが頭皮の汚れを除去し、健康で美しい髪へ導きます。汚れはすっきり落ちるのに乾燥しにくいのも◎。
髪の乾燥やダメージが進行すると、ヘアカラーの色落ちも早くなります。きれいな髪色を長持ちさせるためには、トリートメントでしっかり髪にうるおいと栄養を補給することが大切です。
お風呂上がりには洗い流さないトリートメントで保湿し、ドライヤーでしっかり髪を乾かしましょう。
ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。
うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
ヘアアイロンやコテの使いすぎ、高温での使用はキューティクルを傷つけダメージの原因に。設定温度は160℃前後にし、使いすぎないように気をつけましょう。
ブリーチやヘアカラーをしたら、2~3か月に一度は美容院に行きメンテナンスをしましょう。ダメージした毛先のカットやヘアカラーの染め直し、トリートメントをすることで、常にきれいな状態をキープできます。
▼美容院に行く頻度が気になった方はこちらもチェック!
引用元:カラパレ
最後にブリーチやヘアカラーで髪が細くなることについてよくある疑問にお答えします。
ブリーチやヘアカラーによるダメージで細くなった髪は、もとの太さには戻りません。ただ、新たに生えてくる髪まで細くなることはありません。
髪が細くなってしまった場合はトリートメントやヘアケアをして、ダメージが進行しないようにしましょう。
太く硬い髪質の方がブリーチやヘアカラーをすることで、細くやわらかくなり扱いやすくなることはあります。
ただし、髪にダメージを与えるので、髪質を変える目的だけでブリーチを選ぶのはおすすめしません。
引用元:カラパレ
ブリーチやヘアカラーで髪が細くなるのは、おもに薬剤によるダメージが原因です。しかし、適切なケアを行うことで、髪の健康を維持しながらヘアカラーやブリーチを楽しめます。
今回のポイントをまとめると以下のとおりです。
適切なケアをすれば、ブリーチとヘアカラーをしても美しい髪を保つことができます。ぜひこの記事を参考に自分に合ったヘアケアを実践し、好きな髪色を楽しんでくださいね。
▼ブリーチのダメージが気になる方はこちらもチェック!
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