藤田 健太郎
2016/06/09
こんにちは。
Treeの藤田です。
ヘアカラーは1剤と2剤を混ぜて使用するんですが、サロンでヘアカラーする際、美容師さんがオキシ6%とか3%って指示しているのを聞いたことないですか?
このオキシ(OX)というのが酸化剤で過酸化水素水が配合されていてヘアカラーを作る上で使用するの2剤の事です。
その2剤も違いがあり、目的によって使い分けが違うので簡単に説明したいと思います。
一般的にヘアカラーを使用する際の濃度は過酸化水素水をカラー1剤と1:1にミックスし使用します。
この場合のオキシの作用はカラー1剤に含まれるアルカリ成分と反応してブリーチ作用や色素の発色作用の両方を行います。
種類としてはメーカーによって考え方もあり、ラインナップが少し違うのですが一般的大きく分けてに6%、3%と別れています。
日本では薬事法で6%まで配合が認められているいて濃度が高いほど脱色効果が高い作りになっていて、
6%(脱色力強い)>3%(脱色力弱い) となっています。
髪を明るくしたり、暗くしたり、目的に合わせて使用していき、根元部分と毛先に6%と3%を使い分けたりもします。
毛先などの損傷した部位など、ダメージを少なくするには2剤の使い分けが重要です。
こういった薬剤の使い分けがパブリックのヘアカラーと違いサロンのヘアカラーの良いところでもあり、美容師の腕の見せ所ではないかと思います。
ご参考ください。
Tree Hair Salon
藤田 健太郎