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寒色系カラーの色持ちが悪い理由とは?

鈴木全德

鈴木全德

2024/01/30

山形市で美容師をやってます。艶髪師のzenです!

今回は、寒色系カラーの色持ちが悪い原因について解説します。

寒色系カラーに挑戦したいけれど色持ちが気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。

寒色系カラーとは

カラーチャート
引用:ASH|THROW
寒色系カラーとは、ヘアカラーではグレー、シルバー、ブルーなどを配合したクールで落ち着いた雰囲気のカラーを指します。近年人気のある、グレージュやアッシュも寒色系カラーです。

日本人の重く見えやすい髪質をナチュラルかつ柔らかく見せてくれる透明度の高いカラーとして、人気があります。

▼アッシュについて詳しく知りたい方は、こちらもチェックしてください♪

寒色系カラーの色持ちや発色が悪い理由とは?

髪色に悩んでいるイメージ
寒色系カラーには、以下のデメリットがあります。

  • カラーの色持ちが悪い
  • キレイに色が入らない場合がある
  • ブリーチをしないといけない

キレイに染めるのが大変であるため、お悩みの方も多いカラーです。

寒色系カラーの色持ちが悪い理由には、日本人の髪色が赤みを帯びていることがあげられます。

脱色しても赤みが残るため、寒色系カラーの色味と混ざってしまい、キレイに発色しないのが原因なのです。

寒色系カラーは赤みの比率によって見え方が変わる

こちらでは、寒色系のカラーへ暖色系カラーを混ぜた際、割合によって、どのように見え方が変化するのか紹介します。

赤みが多いケース

青とオレンジをパレットで混ぜているイメージ
赤みが多いと寒色系カラーが打ち消され、暖色系寄りのカラーになります。

赤みがやや少ないケース

青とオレンジを混ぜた赤紫色
先ほどより赤みが減ると、寒色系の割合が大きくなり、赤紫色になります。

赤みが少ないケース


赤みが少ないと青紫色になりました。このように、赤みが少ないほど寒色系カラーが再現できるのです。

赤みが出やすい方は寒色系よりも暖色系がオススメ

赤髪ボブ
引用:カラログ
髪の赤みが強い方は、暖色系カラーのほうが色落ちしづらく、発色もよいのでオススメです。また、寒色系よりもブリーチやカラーの回数が抑えられるため、髪へのダメージを軽減できる可能性があります。

無理に寒色系カラーへ挑戦するよりも暖色系がよいケースもあるため、まずは美容師さんへ相談しましょう。

▼暖色系カラーの記事はこちらです!気になる方は、チェックしてください♪

寒色系カラーは髪質に合わせた施術が重要!

アッシュのイメージ
引用:MONOTONE|THROW
寒色系カラーで染める際は、一人ひとりの髪質に合わせてブリーチをしたり、カラーを変えたりするのが重要です。

希望するカラーの見え方を再現するために、まずは美容師さんへイメージの画像を持っていき、相談するとよいでしょう。

寒色系カラーに挑戦したい方は、今回紹介した内容を参考にヘアカラーを楽しみましょう!

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