本田晋一
2016/05/06
おはようございます。
大阪で美容師をしている本田晋一と申します。
昨日のエントリーで
【そもそも髪の毛が痛む理由ってしってますか?】
という記事を書かせて頂きました。まずはこちらをご覧ください。
今日は原因を知ったので対処法を詳しくお伝えしていきます。
髪は自己回復作用を持っていないので、ダメージがひどくならないうちにケアする必要があります。
ただ、ケアをする際、重い質感のトリートメントを使い続けると、髪がゴワつき乾きにくくなることも。
「しっとりするトリートメントを使っていたらなんかべたつく・・・」
そんな経験ありませんか??
原因は、髪のキューティクルにシリコンなどのコート剤がつきすぎ、必要以上にコーティングしてしまっているせいです。 栄養の与えすぎですから、トリートメントの使用をやめたり使う頻度を控えたりして、様子を見てください。
このように、髪はデリケートです。
いちばんよいのは髪にダメージを与えないこと。
そのためには何をしていけばよいのでしょう?
パーマやカラーのあとは、髪がアルカリ性に傾いている状態です。
このまま放置していると髪のダメージは進行し続けます・・・カラーやパーマをしてしばらくしてダメージを感じる場合はこのパターンが多いのです。
対処法は弱酸性のシャンプーを使用し、 トリートメントをしっかりすること!
アルカリ性に傾いた髪の毛を弱酸性に戻してあげましょう!
トリートメントは弱酸性なので、 これをしっかり行うことで、弱酸性にもどってきます。
ただ、髪がデリケートになっていますから、 くれぐれももみ込むようにやさしく塗布してください。
特に、毛先や表面は傷みやすい部分なので、念入りに。
どちらにしても、パーマやカラーリングのやりすぎはよくありません。パーマをしてからカラーをするまで最低1週間はあけましょう。 カラーリングの頻度を減らしたり、根元のリタッチのみにする、ハイトーンを避けることもダメージを防ぐひとつの方法です。
日常生活では、日傘をさす、帽子をかぶるなど。
海や山などのレジャーや紫外線が強い場所に行くときには、
UV防止スプレーをかけることもオススメです。
最近では使いやすいアイテムもたくさんあるので担当の美容師さんに来てください。
髪は60℃以上でタンパク変性を起こすと言われています。毎日アイロンで髪を巻いている方は、 タンパク変性を起こしている可能性があります。
●熱を与える時間を極力短くする、
●巻くときに力を入れすぎない、
●髪をしっかり乾かしてから巻く、
●熱から保護してくれるスタイリング剤やトリートメント剤を使う
など、対策をとりましょう!!
また、ドライヤーも、髪に近づけすぎると熱によるダメージの可能性が高まるので、
ドライするときは20~30cmくらい離して使いましょう。
ブローするときにも、極力乾かしてからブラシを使うことで、 髪への負担を小さくできますよ。
髪の摩擦は知らないうちに増幅しているものです。
●濡れたままで寝ない!
●コーミングでテンションをかけて引っ張らない!
●過度なスタイリング(逆毛など)は極力避ける
など、しっかり対策を取りましょう!!こちらの記事を参考にしてください。
そしてこちらも参考になります。
洗浄力の強いシャンプー剤は、髪を傷める原因になりかねません。天然由来のマイルドな(適度な)洗浄力のものを選びましょう。
市販のシャンプーはほとんどが洗浄力が強いのでダメージしてしまいます!!
カラー用のシャンプーやトリートメントがオススメです。
自分のダメージの原因が解りましたか?
そして対処法もわかりましたか?
少しでも今以上に綺麗な髪の毛に生まれかわれるようにお手伝いさせて頂きます。
担当の美容師さんにお気軽にご相談下さいね!
カラトリ
本田晋一
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