樋口祐次郎
2019/11/22
ティンバー使うの怖くないですか?
ティントバーってどんなイメージですか?
プロモーションのイメージ的にかなりビビットに染まるから、
自分の顧客にこんなのほとんど使える人いないよ…
使って失敗したら怖いよなぁ
って思う方も多いんじゃないかなと。
実際、自分もその1人だったので使い所に困惑しながら使ってみてました。
パーフェクトシアンとか水色か…
もし水色になったらどうしよう…みたいに震えながら最初のうちは遠慮ぎみに10%とか。
結果失敗する
そう。
失敗です。
正しく言うと、カラー自体は綺麗に染まるんだけど、
10%とか20%の配合率だと、アンダーが11レベル以下のナチュラルゾーンの髪にはティンバーらしさがわからない!
という感じ。
お客様には伝わらないレベルの仕上がりになるケースが多いです。
もちろんあえて配合率を下げて、うまく使ってる美容師さんもいるので10%とか意味がないという事ではないですよ!
施術例
(Before)
Be8:ベリーベリーピンク=3:1 オキシ3%
(After)
25%の配合率だとこのくらい。
遠くにピンク感じるかな?くらいですかね。
お客様はあんまりピンク過ぎない方が良いという事だったので、喜んでいただいたんですが、自分的にはもう少しピンクになるのかなぁと思ってたので個人的に不完全燃焼感。
(Before)
V8:ベリーベリーピンク=1:1 オキシ3%
(After)
だいぶティントバーらしくなってきましたね^ ^
やはりスローの同系色との相性はとてもよく、バイオレットでしっかり黄ばみを消したところにベリーベリーピンクピンクが発色してくれています。
(Before)
タイガーリリー:ベリーベリーピンク=2:1
オキシ3%
(After)
ティンバーのみのレシピはやはり1番らしさが出ていますね!
え?
ベリーベリーピンクしか使ってないじゃん。
だって⁇
そう。
個人的にベリーベリーピンクとタイガーリリーが推しメンです。
他メーカーでも寒色系がつよいカラーは沢山ありますし、
ここ数年は、寒色系のカラーにしてたお客様も多いと思うのでこの冬からティンバーの暖色を提案して変化をつけていこうかと。
これだけ高発色でも塩基性と違い残留がないのもティントバーの売りなので、
暖色が飽きたらまた違う提案もしやすいですよ^ ^
安心して欲しいのはアンダーがブリーチとか12レベル以下ならまあまあ攻めた配合でも大丈夫です。
参考にしてみてください。