スズキユタカ
2019/10/03
仙台市で美容師をしています。スズキユタカです。
発売前から話題沸騰中のtintbar(ティントバー)ですが、その中に「インディゴブルー」という色があります。
イメージ的にネイビーに近い濃いブルーを想起させるネーミングですが、皆さん(特に美容師の方)はこう思いませんか?
この疑問を解消すべく検証をしてみました。
5レベルの毛束と白の毛束をそれぞれTHROWのブルーとtintbarのインディゴブルーで染めて違いを見ます。放置時間や2剤は同じにします。
左2つがTHROWのブルー、右2つがティントバーのインディゴブルーです。
色の濃さはティントバーの方が濃く出ました。
ただ、THROWのブルーも十分な発色で単品で考えると、透明感という意味ではTHROWの方が出しやすいように感じます。
色みとしてはTHROWのブルーは微妙に紫に寄った青という感じで、ティントバーは純粋に青もしくは紺に近いという発色になりました。
こちらになると差は歴然としていて、光の入り方で分かりにくいですがTHROWの方は削りつつ青みが入った感じ、ティントバーの方はそのまま上に青みが乗った感じです。
イメージとしては初期値100だとして、100から20とか30マイナスしてその分を足していき最終的に100になるのがTHROW、100にそのまま20とか30足していくのがティントバーという感じです。
なので、5レベルの毛束で見るとティントバーの方は明度が落ちたように感じます。
ただし、色味が鮮やかなのである程度の明るさに入れれば明度というより彩度が増す方に持って行けますね。
THROWにブルーあるからティントバーのインディゴいらないんじゃ…と思った方!
これは明らかに別物でした!
こういう、ちょっとした違いでお客様のニーズに細かく合わせていける幅が広がりそうです。
KiRANA SENDAI
スズキユタカ