岸和希
2018/01/01
1960年代。ボブにはクリームやオイル、セットスタイルにはヘアスプレーが使われていました。
そして70年代にはブロー、さらに後半からはフォームタイプなどが生まれ、90年代にはワックスで毛先に動きをつけるスタイリング剤が生まれました。
スタイリング剤とはヘアスタイルをつくりやすくして、さらにそのスタイルを保持しやすくする「剤」のことをスタイリング剤と言います。
そして、スタイリング剤はスタイリング中に使用してヘアスタイルをつくる「プロセス剤」と主に出来上がったスタイルを保持する「フィニッシュ剤」に分けることが出来ます。
・プロセス剤・・・フォームワックス、ワックス、クリームなど
・フィニッシュ剤・・・ヘアスプレー、ワックス、ムースなど
しかし、最近ではプロセス・フィニッシュをまとめてできるようにスタイリング剤も高品質なものも増えてきています。
1スタイリング水もしくは剤にて水分を含んだ髪は、その水分によって髪の内部の「水素結合」が切れて柔らかくなり、その状態でなりたいスタイルのクセをつける わけです。
そして水分が乾くことによって、つけたクセの通りのスタイルで再び髪の内部で水素結合をします。
樹脂皮膜のタイプ、つまりヘアスプレーのセットタイプやヘアフォーム、ローションなどはあくまでも皮膜で髪を固定しますので、一度その皮膜が離れるつまり髪が乱れると再整髪性がありません。
それに対して粘着性のタイプ、例えばワックス、クリーム、ミルクなどは、油脂やポリマーを用いたもので粘着性のある油脂ですので一度離れても、再整髪性があります。
ご参考下さい。
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