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何度から暑いと感じる？髪色を明るく＆暗くするタイミングをプロが解説

岩田考司

2024/07/31

「気温の変動が激しくてファッションが定まらない」
「いつから明るいヘアカラーにすれば違和感ない？」

シーズンに合わせておしゃれを楽しみたいけれど、いつから切り替えればよいか悩んでいませんか？
結論、一般的に暑いと感じ始めるのは一般的に28℃以上、寒いと感じ始めるのは15℃以下なので、28℃や15℃を目安に服装や髪色をかえるとよいでしょう。

本記事では、何度から「暑い」「寒い」と感じるのか説明し、シーズンごとにおすすめのヘアカラーを紹介します。
季節の変わり目の服装や髪色に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

何度から暑いと感じる？目安は28℃

暑いと感じる気温

一般的に人が「暑い」と感じるのは、28℃以上といわれています。
季節でいうと7～8月頃で、半袖一枚で快適に過ごせる気温です。
参考：気象庁東京日最高気温の月平均値（℃）

28℃以上を暑く感じることの裏づけの1つとして、日本気象協会が用いている「不快指数」があります。
不快指数とは、アメリカの電力会社が電力使用量の予測のために開発したものです。
アバウトなものではありますが、蒸し暑さの目安になるため、広く使われています。

不快指数は、以下の計算式で求めます。

0.81×(気温)+0.01×(湿度)×｛0.99×(気温)-14.3｝+46.3

例えば、気温30℃、湿度80%の場合の不快指数は「83」と計算できます。

計算式を換算表にしたものが以下の表です。
不快指数換算表

不快指数が75を超えると、1割の人が生活する上で不快な暑さを経験するとされています。
2023年の東京都の場合、1年で湿度の最も低い1～2月でも約55%のため、表で見ると湿度が「55%」で気温が「28℃」になると、不快指数は「76」です。
参考：気象庁東京相対湿度の月平均値（%）

冬でも28℃は不快な暑さを感じる人がいますが、実際に28℃を超えてくるのは7～8月。
2023年7～8月の東京都の平均湿度は80%前後のため、不快指数は「79」に！
不快指数「80」を超えると全員が不快な暑さを感じるといわれているため、東京の7～8月は28℃になるとほとんどの人が暑さを感じているはずです。

すなわち、夏前であっても「28℃」であれば暑さを感じる人が出始め、さらに湿度があがるとほとんどの人が蒸し暑さを感じるのです。
最高気温が28℃になる頃には髪を明るくしたり、衣替えしたりしても違和感はないといえるでしょう。

何度から寒いと感じる？目安は15℃

寒いと感じる気温

反対に人が「寒い」と感じるのは、15℃以下といわれています。
季節でいうと12～2月頃で、お出かけにはコートが必要な気温です。
参考：気象庁東京日最高気温の月平均値（℃）

寒いと感じる基準が「15℃以下」なのも、不快指数で考えることができます。
不快指数が60を下回ると、肌寒さを感じ始める人がいるそうです。
2023年の東京都の場合、1年で湿度の最も高い6～9月でも約80%のため、湿度が「80%」で気温が「15℃」になると、不快指数は「59」と60を下回ります。
参考：気象庁東京相対湿度の月平均値（%）

最低気温が15℃になる頃には髪色を暗くするなど、秋冬の装いを始めるのがよいかもしれませんね。