内間雄一朗
2024/02/29
沖縄で【THROW】を扱っているウチマです。
「ハイライトをやってみたけど失敗かも。これって直せる?」
「ハイライトが伸びてきたら、次はどんなスタイルにすればよいの?」
ハイライトを入れたはよいが、想像と違った色味になってしまって戸惑っていませんか。
結論として、セルフで直そうとせず、美容院で相談することをおすすめします。
今回は「ハイライトの上からカラーをするとどうなるのか」を解説し、それを踏まえた上で「ハイライトの次におすすめなヘアスタイル」をそれぞれ紹介します。
この記事を読んでもらえば、ハイライトカラーの失敗から立ち直り、次のおしゃれなスタイルに挑戦することができますよ。
ぜひ最後まで読んで、ハイライトカラーの本来の楽しみ方を満喫しましょう!
▼そもそも、ハイライトがどんなスタイルか知りたい人はこちらを参考にしてください。
セルフでハイライトの上からカラーするなら、以下の3つのパターンがあります。
・ハイライトの部分だけを染め直す場合
・全体を暗くする場合
・全体を明るくする場合
それぞれセルフで行うとどうなるのか、説明します。
セルフでハイライトの色だけを変更することは、むずかしいのでおすすめできません。
むずかしい理由は以下の2点です。
・ハイライトの部分が理想の色となるようなカラーを選択しなければならない
・ハイライトした髪の毛を1本もたがえず正確に染め直す技術が必要
ハイライトの上からカラーをしたイメージ図です。
1の例では髪全体と近い色を、2の例では髪全体の色より暗い色を重ねています。
いずれもハイライトの部分が浮き出ている仕上がりです。
これは、ハイライトを作る際にハイライトの部分だけブリーチをしているために起こります。
ブリーチした部分としていない部分では色の入り方が異なってしまうのです。
また、ハイライトを入れたときと全く同じ髪を拾えていないため、色ムラもあります。
よって、色選びと技術の問題があるため、セルフカラーでハイライトの部分だけを染めるのはむずかしいです。
たとえ美容院でお願いしても、ハイライトの部分を1本1本正確に染め直すのは至難の業なので、理想の仕上がりにはならないかもしれません。
ハイライトの上から暗めのカラーで全体を染め直す場合、ハイライトの部分の明るさが落ち着き、周囲の色となじむことがあります。
特に濃い色で染めれば、ハイライトが消えることも。
以下の施術例では、ハイライトを入れた後に濃いカラーをのせています。
Before
After
Afterのように、濃いカラーを入れた場合、一旦はハイライトが消えます。
ただし、ハイライトの部分はブリーチをしているため、他の部分と比べると色落ちが早いです。
1週間後には濃いカラーが抜け、ハイライトの色が出てくるでしょう。
プロと相談した上で全体を暗くするなら、退色していく経過も美しいカラーを選択してもらえるはず。
一方、セルフでする場合はかえって汚い色になってしまうこともあるでしょう。
市販のカラー剤にはブリーチ効果のあるものがほとんどなので、うまく色がのらないことも。
さらに、技術不足でムラなく染められない可能性もあるので、全体を暗くする場合でも美容室で染めてもらうことをおすすめします。
ハイライトの上から全体を明るくする場合、全体の色となじんで、ハイライトは目立たなくなります。
とりわけ、髪全体をハイライトと同じようにブリーチをすれば、ハイライトと同じような色味にすることも。
ただし、市販のカラー剤ではブリーチの力が足りず、うまくなじまない可能性があります。
ブリーチする範囲が広がるため、髪へのダメージは避けられません。
いずれにしても、美容院で髪の状態を見てもらい、明るくできるかどうか相談するのがよいでしょう。
ここまで紹介したことをまとめると「ハイライトは一度きりで、上からどんなカラーをしようと失敗するのでは?」と不安に感じるかもしれません。
ここからは、以下のハイライト後におすすめのスタイル3つを紹介します。
・ワンカラーで染める
・グラデーションに染める
・ハイライトを増やす
ぜひ美容院であなたのなりたい理想を伝えて、実現させましょう。
ハイライト部分も含め、髪全体を同じ色で染めるスタイルです。
重ねる色によって、ハイライトの残り方が異なります。
ここで、実際の施術例を2つ紹介します。
Before
After
引用元:ハイライト履歴からのラベンダーグレージュ
前回ハイライトを入れた髪に、ラベンダーグレージュをのせています。
ハイライトの部分がうまくなじみ、透明感のある仕上がりです。
Before
After
引用元:ハイライト履歴にオンカラーで外国人風カラー
ハイライトを入れた明るさを活かして染めた例です。
ハイライト部分のコントラストが残り、ただワンカラーで染めただけでは実現できないカラーに仕上がっています。
Before
After
引用元:白髪ぼかしハイライトを活かしたミルクティーベージュのグラデーションカラー
ハイライトが伸びてくると、根元は暗く、毛先はブリーチが残っている状態になります。
それを活かし、根元はベースの色で染め、毛先を明るい色で染めればグラデーションカラーが完成します。
白髪染めの場合も、根元の白髪は染めつつ明るい毛先に視線を集められるので、おすすめのスタイルです。
Before
After
引用元:ハイライトを増やして明るいミルクティーベージュに
ハイライトを増やす+ワンカラーで染めるをくりかえすスタイルです。
ハイライトを増やすことで、全体をトーンアップしつつ立体感のあるカラーになります。
ブリーチの箇所を少しずつ増やしていくので、全頭ブリーチするよりダメージを抑えつつ明るくすることも可能です。
ハイライトの上からカラーをすると、髪全体を同じ色で染めるだけでは実現できない仕上がりになります。
今のハイライトが気に入っていないあなたも、次にカラーするときにそのハイライトを活かすことができるはず!
ただ、ハイライトを自分で直すのはむずかしいので、サロンで染め直すのが吉です。
ぜひ美容院で今の髪の状態を見てもらい、理想のスタイルを伝えましょう。
ハイライトを入れたからには、活かさない手はありませんよ。
A.まずは、施術してもらった美容院で相談しましょう。
美容院のルールや髪の状態にもよりますが、無料でやり直してもらえる場合があります。
また、ハイライトのスタイルはもとの髪色によっては一度で理想のカラーにならないこともあります。
担当者が「回数を重ねて理想の色にする意図」を伝え忘れている可能性もあるので、確認するとよいでしょう。
A.1~2ヶ月ほど開けることをおすすめします。
ハイライトはブリーチで作る場合がほとんど。
髪にダメージを与えるので、落ち着かせる期間を設けた方がよいでしょう。
また、色が抜けて全体的になじんだ方が次のカラーがきれいに染まることもあります。
ハイライトをしてもらう際に、担当者に次のタイミングを確認しておきましょう。
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