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シャンプー剤と、食器用洗剤って?

樋口祐次郎

樋口祐次郎

2017/08/30

驚いたかもしれませんが・・・

今、お家にいる方であれば今すぐ食器用洗剤の裏の成分表記を見てみてください。

おそらく【高級アルコール系】と書かれているものが多いかと。

これは高級アルコール系の界面活性剤というのが使われてますよーってことなんですが、

【高級アルコール系】の代表的なものが

・ラウリル硫酸Na(ナトリウム)
・ラウレス硫酸ナトリウムNa(ナトリウム)
・ラウレス硫酸アンモニウム
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム

とかいっぱいありますがこんなのが多いです。

*別表記でポリオキシエチレンなんちゃら~みたいなので書かれてるのも。

これを確認したら、さっそくお風呂場へ行って使ってるシャンプーの裏にある成分表記と見比べてみましょう。

もしかしたら、どれかの界面活性剤が基材として使用されていることがあるかと思います。

簡単に言えば、洗剤としての機能は、食器用の洗剤にもある種同じことがある、ということです。

しかしながら、ここで勘違いしてはいけないのは、
配合量が違うということ、です。
驚かせてしまった方すいません。。

つまり言いたいことは、配合している成分をしっかり知ることも良いことなのでは?ということなのです。ご理解を。

てか、そもそも界面活性剤ってなんやねん?

たまにお客様から、「界面活性剤が入ってると悪いんですよね!?」と聞かれますが、洗剤と呼ばれるものには必ず入っているものです。

不要な汚れを落とすには必要なものです。

ただ、その素材がいいか悪いか、配合はどのくらいの量なのか?の違いだったりします。

【界面活性剤】の役目を簡単に説明すると、水と油をなじませて汚れを取るもの。と覚えてください。

最近の食器用洗剤のCM・・・油汚れがすごいパワーでとれてますよね。

そしてイメージしてみてください・・・・。

自分の髪や肌にその洗剤がついて油がとれていく様子を・・・

肌がデリケートな方は、食器洗いで指にひび割れを起こして悩んでいる方もいると思います。

もちろんその他の成分できしんだり感じないようにはなっていますが、
少なからず頭皮や髪にも同じぐらいの負担があります。

なんで美容師がサロンのシャンプーをここまで勧めるのか

なぜかと言われれば、【プロ】だからです。

サロンでシャンプーなどを勧められると営業トークか?と思う方もいるかもしれません。
若干、問題発言かもしれませんがサロンで商品を購入していただいても正直なところ僕らにはそんなにですwそんなに・・・。

あくまで僕らはカラーやパーマなどの技術を提供する仕事ですが、自分の担当させていただいたお客様には責任を持ってますし、
帰った後もストレスなく過ごしてほしいな~とか、その日に染めたカラーを誰かに褒められてるかな~なんてことを考えてます。

色持ちを良くしたり、髪のストレスを減らすにはやはりホームケアの質が重要で、ホームケアの基本は毎日するシャンプーなので
しつこいようですができるだけ素材のいいシャンプーを使っていただきたい、といわせていただいてます。

プロの立場として、
「シャンプーなんてそこら辺のでもなんでも大丈夫ですよ~」って言っちゃうのは、

小さい子供に、
「赤信号でも車来てなかったら横断歩道わたってもだいじょぶだよ~」
っていうようなものなので、そんな無責任なことは言えないのです。

どんなシャンプーが髪にあってるか?

というのはやはり施術履歴や実際の髪を見たり触った人しか正確に提案できません。

広告やパッケージ、商品のレビューなども一つの選ぶ基準ですが担当している美容師さんにきいて、だまされたと思って提案されたものを1度使ってみてください!

それでは良いヘアライフを~

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宮城県の仙台市泉中央と富谷市成田でサロンを運営。オーナー兼スタイリスト。美容師以外にも見てもらえるような記事を書いていきます。
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