IJK OMOTESANDO代表芝原俊輔
2024/08/28
IJK OMOTESANDO代表の芝原です。
ブリーチしたらパーマをかけられないって本当?
ブリーチ毛にパーマをするならいつからがベスト?
ブリーチで明るくした髪をもっと楽しむべく、パーマを当てたい方は大勢いらっしゃるはずです。
そんな中、ブリーチ毛にパーマができないと聞いて、不安になっていませんか。
結論、ブリーチした髪にパーマや縮毛矯正するのは避けるのがおすすめです。
ただし絶対にできない訳ではありませんので、まずは行きつけの美容師に相談してみましょう。
本記事では、ブリーチ毛にパーマができる場合とできない場合を比較します。
髪になるべくダメージを与えないためのベストな方法も解説しますので、ぜひ最後まで読んでください。
ブリーチした後にパーマをかけるのはおすすめできません。
理由として、以下の3つがあります。
いずれも可能性の話なので、リスクを知った上でならパーマができる場合もあります。
あなたの髪でできるのか知りたい方は、一度美容師にご相談くださいね。
ブリーチ後の髪は、基本的に大きなダメージを受けています。
ブリーチが髪のキューティクルを開き、メラニン色素を除去する施術だからです。
パーマや縮毛矯正も、ブリーチと同様に髪のキューティクルを開き、髪の構造に影響を与える施術です。
ブリーチでダメージを受けた髪にパーマをすれば、さらにダメージを与えてしまいます。
ひどい場合は、髪がブチブチ切れたりゴムのようにテロテロになったりする可能性も!
「ブリーチ毛にパーマができない」と囁かれる最大の理由は、このダメージの問題があるからです。
どうしてもブリーチした髪にパーマや縮毛矯正をしたい場合は、直接プロの美容師に髪の状態を見てもらいましょう!
▼ブリーチによるダメージについて詳しく知りたい人はこちらもチェック!
ブリーチは髪の内部構造にも影響を与える施術です。
髪の内部構造がダメージで弱くなると、パーマの効果が出にくくなってしまいます。
理由はパーマの仕組みにあります。
パーマは、薬剤で髪の内部結合を切断し、ロッドの形に合わせて新たな結合を作リ直すことでカールやウェーブを作る施術です。
内部構造が弱っている状態だと、新たな結合が正しく作りにくくなります。
参考:日本パーマネントウェーブ液工業組合「パーマのメカニズム」
以上の理由から、ブリーチ毛だとパーマや縮毛矯正の効果が出ず「髪を傷めただけ」になってしまうリスクがあります。
ブリーチ毛にパーマをすることで、ブリーチで作った髪色が変わる可能性があります。
パーマによって再びキューティクルを開くことになるので、入れ込んだカラー剤が流れ出てしまうためです。
ブリーチとパーマで理想のスタイルを作るはずが、色も変わりパーマもかからない事態を招きかねません。
先にブリーチとパーマを両立するベストな方法が知りたい人は読み進めてみてください。
ブリーチ毛にパーマをかけるのは避けていただきたいですが、できるケースもあります。
ブリーチした後もパーマができる条件は、以下の5つです。
反対に、ブリーチ後にパーマができない条件は、以下の5つです。
いずれもブリーチ毛の状態でパーマに耐えられるかがポイント。
自己判断でセルフパーマに挑戦するのはやめましょう。
髪のプロである美容師に見てもらい、意見を聞くのがおすすめです。
ブリーチ後にパーマする場合、ブリーチした箇所をすべて切ってなくなるまで期間を空けるのが理想です。
ただし、現実にはそこまで待てない人、ブリーチとパーマを同時期に両立させたい人が多いかと思います。
その場合は最低でもブリーチで作ったカラーやダメージが落ち着く2週間から1ヶ月以上は間隔を空けるようにしましょう。
短期間で2つを行うと、せっかく入れたカラーも抜けてしまい、パーマもかかりにくいです。
おしゃれが楽しめなくなるのはもちろん、大切な髪がダメージでボロボロになってしまうだけになります。
あなたの髪の状態を美容師に見てもらい、相談の上で施術するかどうか決めてくださいね。
ブリーチ毛とパーマを一緒にやりたい場合、どうすればよいのでしょうか?
結論、以下の3つを守ることができれば、両立できる可能性は高まります。
ただし、美容師に止められた場合は無理にやらないようにしましょう。
他にできるスタイルがないか、プロに提案してもらってくださいね。
ブリーチとパーマを両立させたいなら、パーマを先にしましょう。
なぜなら、ブリーチ→パーマの順だとブリーチで作ったカラーがパーマ液で抜けてしまうからです。
ブリーチで傷んだ髪にパーマをかけると、パーマがかかりにくいというデメリットもあります。
なるべくブリーチ・パーマ両方の効果を活かすなら、パーマ→ブリーチの順がおすすめです。
詳しい理由を確認したい人はブリーチ毛にパーマするのは避けるべき理由3選を振り返ってみてください。
ブリーチもパーマも髪に大きなダメージを与える施術です。
両方行っても耐えられるよう、なるべく髪がダメージレスな状態で臨む必要があります。
両立させたい期間の直前にはカラーなどは行わずケアに徹するのがおすすめです。
また、それぞれの施術後も必ずヘアケアは続けましょう。
ブリーチとパーマを成功させるには、行きつけの美容院を作り、同じ美容師に施術を頼むことが大切です。
あなたの髪がブリーチとパーマに耐えられるかどうか、初めての美容師にはなかなか判断できません。
一方、これまで受けた施術の履歴を把握している美容師であれば、クオリティの高い施術ができたり、髪の状態に合わせた薬剤を選んだりすることができます。
ブリーチとパーマを両立させるのが髪にダメージの大きい施術だからこそ、信頼できる美容師に頼んでくださいね。
もし初めての美容室でせざるを得ない場合は、これまでの施術歴を詳細に伝えるのがおすすめですよ。
基本的には、ブリーチ毛にパーマや縮毛矯正をするのは避けるのがおすすめです。
ただし、髪の状態や美容師の技量によってはできる場合もあります。
ここでは、私が実際にブリーチ毛に縮毛矯正をした例を紹介します。
今回のお客さんの場合は、きれいに当てることができました。
あなたの髪でできるかどうか、一度行きつけの美容師に相談してみてくださいね。
ブリーチ毛にパーマや縮毛矯正をするのは避けていただきたいです。
ただ、絶対にできない訳ではありませんので、まずは美容師に相談してみましょう。
もし施術する場合も2週間~1ヶ月以上は空けたほうが髪へのダメージの面でも、カラーやパーマを維持する面でも大切です。
ブリーチからパーマまでの期間を改めて確認したい人はブリーチ毛にパーマをするならいつから?をもう一度確認してみてください。
たとえ、あなたの髪がブリーチ毛でパーマができない場合もご安心を。
髪がダメージでボロボロにならず、かつ、おしゃれも楽しめるスタイルをご提案しますので、美容師に任せてみてくださいね。
IJK OMOTESANDO
IJK OMOTESANDO代表芝原俊輔