岩田 考司
2024/01/14
こんにちは。大阪のトレンザのイワタです。
ヘアカラーをしてもすぐに色落ちしてしまう、せっかくブリーチして好みの髪色にしたのに気づいたら普通の金髪になっていた……とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
キレイな髪色をできるだけ長くキープするためには、カラーシャンプーを使ったホームケアが効果的です。
そこで今回は、カラーシャンプーの正しい使い方から髪色に合った選び方まで詳しく解説します。ヘアカラーの色落ちが気になる方やカラーシャンプーをまだ使ったことがない方はぜひチェックしてください。
カラーシャンプーは染料が配合されたシャンプーのことです。カラーシャンプーによって髪に色素を補うことで、ヘアカラーの色持ちがよくなり理想の髪色を長く楽しめます。赤みや黄ばみを防いで髪色をキレイに見せてくれる効果もあります。
ただし、カラーシャンプーに髪を染める効果はありません。あくまでもヘアカラー後の色を整え、髪色をキレイに保つためのアイテムです。
引用元:カラログ
カラーシャンプーは以下のような方に特におすすめです。
カラーシャンプーの効果は髪色が明るいほど実感しやすいでしょう。特に2回以上ブリーチしてハイトーンやビビッドカラーにした場合は、カラーシャンプーを使うことでキレイな髪色が長持ちします。
生まれつき持っている色素は人それぞれ異なります。そのため、人によってカラーの入りやすさや赤みの出やすさなどは微妙に違うのです。
色落ちしやすい、赤みが出やすいと感じている人はぜひ一度カラーシャンプーを使ってみてください。普段より色持ちのよさを実感できるでしょう。
こまめに美容院に通うのが難しい人にもカラーシャンプーはおすすめです。ホームケアでカラーシャンプーを使っていれば、染め直すまでの期間もキレイな髪色が続きます。
また、色落ちしてしまった髪の色味を整えることも可能です。
引用元:カラログ
先ほどお伝えしたとおり、明るい髪色にはカラーシャンプーの効果が表れやすいです。逆に、黒髪や地毛など暗い髪にカラーシャンプーを使ってもほとんど変化がありません。暗髪の人はカラーシャンプーを使う必要はないので、普通のシャンプーでOKです。
続いて、カラーシャンプーのおもな種類をご紹介します。
一口にカラーシャンプーといってもさまざまなバリエーションがあります。自分の髪色やなりたい色味によって合うカラーシャンプーが異なるので、それぞれの特徴を理解し、選ぶときの参考にしてください。
紫シャンプー(通称:ムラシャン)は紫の染料が含まれるカラーシャンプー。
紫は黄色と補色関係にあります。補色とは上の図のような色相環で反対に位置する色のことで、補色同士を混ぜると色を打ち消し合う特性があります。
▼ヘアカラーと補色の関係について詳しく知りたい方はこちらもチェック!
そのため紫シャンプーを使うことで補色の黄色を打ち消す、つまり黄ばみを抑えて、髪色をキレイに見せられるのです。
▼紫シャンプーが気になった方はこちらもチェック!
ピンクシャンプーは髪にピンクの色素を補給するカラーシャンプーです。ピンク系カラーの色持ちをよくしたり、ピンクが抜けてしまった髪に色味をプラスしたりする効果があります。
▼ピンクシャンプーが気になった方はこちらもチェック!
メーカーによって色味や名称が異なりますが、アッシュシャンプーとシルバーシャンプーはほぼ同じで、髪に青色の色素を補うカラーシャンプーです。
アッシュシャンプーを使うことで、青の補色であるオレンジを打ち消すことができます。そのため、色落ちすると出てくるギラついたオレンジを抑え、赤みのないキレイな髪色を楽しめます。
カラーシャンプーは以下のポイントを意識して選びましょう。
カラーシャンプーは自分の髪色に合った色味を選ぶことが大切です。合わない色味のカラーシャンプーを使うと、理想の仕上がりにならなかったり、髪色が濁ってしまったりするおそれもあります。
先ほどお伝えしたカラーシャンプーの種類の特徴を参考に、自分の髪色にはどの色味をプラスする必要があるのか確認してみてください。
シャンプーは香りや使用感が自分に合わないと、使い続けるのが難しいですよね。また、ヘアカラー後の髪はダメージを受けやすいので、ダメージケアや保湿をしてくれる成分が配合されていると安心です。
とはいえ、実際に使ってみないと自分の髪に合うかわからないので、まずは気になる商品を試してみてもよいでしょう。
美容院でのヘアカラーは一人ひとりの髪色や髪質にあわせて、美容師がヘアカラー剤を調合して理想の髪色に仕上げています。キレイな髪色をキープするにはどんなヘアケアが必要か、どのカラーシャンプーが合うのかは担当の美容師さんに相談するのが一番です。
スロウ カラーシャンプー アッシュ
スロウ カラーシャンプー アッシュはサロン専売品のアッシュシャンプー。抜けやすい寒色系の染料を補いながら赤みを抑え、アッシュカラーの色持ちをよくします。ダメージケア成分配合で、やわらかな手触りとツヤのあるキレイな髪色に。
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カラーシャンプーの効果を最大限に発揮するための正しい使い方をご紹介します。
カラーシャンプーはヘアカラー後2~3日めくらいから使い始めるのがおすすめです。ヘアカラー当日はまだカラーが定着しきっていないので、シャンプーを控えるのがベター。
▼ヘアカラー後のシャンプーについて詳しく知りたい方はこちらもチェック!
ヘアカラー後1週間ほど経ち、色落ちが気になり始めたタイミングで使っても◎。
また、次のヘアカラーの予定があるときは、1週間ほど前からカラーシャンプーの使用は控えましょう。カラーシャンプーの色素が髪に残っていると、新しい髪色に影響を与えるおそれがあるので注意してください。
まずはブラッシングをして髪のからまりをほどき、髪についたほこりや汚れを落としましょう。シャンプー前にブラッシングすることで、カラーシャンプーがなじみやすくなります。
カラーシャンプーをつける前にお湯で髪と頭皮の汚れを洗い流します。指の腹を使い、頭皮をマッサージするように汚れを落とすのがポイント。
熱すぎるお湯は頭皮を乾燥させてしまうため、シャワーの温度は38℃前後がおすすめです。
※カラーシャンプーは普通のシャンプーよりも洗浄力が弱めなので、スタイリング剤や皮脂などの汚れが気になるときには、予洗いの後、先に普通のシャンプーをしてもOK。
予洗い後は軽くタオルドライして水分を切ってください。
普通のシャンプーよりもやや多めに手に取り、髪全体にカラーシャンプーをなじませていきます。
軽くマッサージしながら髪全体にカラーシャンプーをなじませたら、5分ほど放置します。少し時間を置くことで色素が髪に定着してくれます。
※放置時間はメーカーによって異なるため、各商品の使い方も確認してみてください。
カラーシャンプーが髪全体に十分なじんだら、ぬるま湯で洗い流します。お湯に色がなくなるまでしっかりすすいでください。
その後は、いつもどおりコンディショナーやトリートメントで仕上げて完了です。ダメージや色落ちを防ぐために、お風呂からあがったらできるだけ早めにドライヤーで髪を乾かしましょう。
引用元:カラログ
カラーシャンプーについて多く寄せられる疑問にお答えします。
カラートリートメントは染料が含まれたトリートメントです。カラーシャンプーと同じく、ヘアカラーの色持ちをよくして、髪色をキレイに見せる効果があります。
基本的にはカラーシャンプーだけでも十分に色落ちを防げます。ただ、より濃い色をキープしたいときや鮮やかな色味を長くもたせたいときは、両方使っても問題ありません。
カラーシャンプーとカラートリートメントを併用するときは、同じ色味でそろえるようにしてくださいね。
商品にもよりますが、カラーシャンプーよりもカラートリートメントのほうが色が濃く入りやすいため、使い方をしっかり確認することをおすすめします。
▼カラートリートメントが気になった方はこちらもチェック!
色落ちを防ぎながらキレイな髪色をキープするためには、カラーシャンプーは2~3日に1回使うのがおすすめです。
完全に色落ちしてしまった髪に色味を補給したいときや、濃い色を長くキープしたいときには毎日使っても問題ありません。
▼カラーシャンプーの最適な使用頻度についてはこちらもチェック!
カラーシャンプーを初めて使うときは色の濃さに驚く方もいるでしょう。しかし洗うときに手や爪についたカラーシャンプーは、洗い流せばすぐに落ちるので心配ありません。
お風呂場の壁や床に飛び散ってしまったカラーシャンプーも、すぐに洗い流せば色は残らないので安心してください。
引用元:カラログ
カラーシャンプーはキレイな髪色を長持ちさせられるとても便利なアイテムです。まだ使ったことがない方は、この機会にぜひ使ってみてくださいね。
自分に合ったカラーシャンプーを使って、お気に入りの髪色を長く楽しみましょう!
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岩田 考司
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