奥野 涼子
2017/03/19
桜の開花予測が出ていますね、もうそんな季節です。
都内で美容師をしております、奥野涼子です。
ブログも書いてます^ ^
↗︎先月に書いたこちらの記事。
これをお客様が読んでくださったようで…
「当たってたかも〜」っとカラーをしながら…感想を伝えて下さいました。
自分の生活などと照らし合せて、無理してたな、負担かけてたなって見返すきっかけになればと思っていたので、書いたものが届いてよかったぁと思えたのと同時に…
と聞き返されました。
白髪は気になるとその場から消したくなります。
だから、抜いてしまえ!となる気持ちもわかります。
みなさんご存知かと思いますが一度抜いてしまった毛根からはもう生えてきません。
今後、健康に生えてくるかもしれない可能性をなくしてしまう行為です。
個人差はありますが、白髪の気になる部分というのは、だいたい顔まわりとてっぺんの部分ではないですか??
だから、毛を抜くとすると割とその部分の白髪を抜かれてる方が多いと思うんです。
将来的な話なんですが、
だいたいの方が年齢を重ねることで髪が細くなったり、ハリがなくなったりしてきます。
髪にハリコシがなくなることによってペタッとボリュームが減ったように感じることがあります。
ですので、白髪を抜き続け、毛が少ないことにプラスしてハリコシがない髪質になると…耳のあたりや後頭部の襟足の部分にはボリュームがあるのに、頭頂部や前髪付近のボリュームを出しづらい…ということがおこります。
そうなるとヘアスタイルを作るにあたりバランスをとるのが難しくなります。
ご自身での普段のスタイリングも難易度が上がっていきます。
10年後もしくは20年後かもしれません、個人差はありますが確実に老いはきます。
耳を塞ぎたくなる気持ちはわかります。わたしも白髪が出始めてるので…痛いほどわかります。
でも、受け止めなければなりません。
髪のプロから言わせていただくと土台があればなんとかなる。毛さえあればなんらかの手段は提案できます。でも、なければどうにもならないこともあります。
だから、どんな理由があろうとも抜かないで下さい!!そして正しいケアをしていただきたい。
一番簡単なことは
眉カットなどに使う小さいハサミで白髪を根元から切ること。
後はコンシーラーで隠すもよし。時間があれば美容室で染めるのもいいですね。
そうすれば、毛根は守られ視界から白髪も消え去ります。
ぜひ、ケアの仕方を間違えないでいただきたい。そんな思いで書かせていただきました(^^)
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