藤田 和彦
2016/06/10
こんにちは。茨城県のつくば市で美容師をしております、二児の父、藤田です。
妊娠、そして出産という奇跡に2回立ち会いました。
だからこそわかるのですが・・・
妊娠中、そして出産後は色々と大変なのです。
今まで定期的に通えていた美容室もなかなか思い通りに足を運べなくなります。
そこで【妊娠から出産後までの美容室との付き合い方】をまとめてみたいと思います。
妊娠初期を襲う【つわり】
一般的に妊娠2〜3ヶ月がつわりを強く感じるピークとなるようです。
人によって程度は様々ですが、ひどい方ですと産まれるまで続く方もいるようです。
気持ち悪くなる時間帯も人それぞれで、朝は長いいけど夜はつらい。なんて方もいらっしゃいます。
この時期に美容室に行きづらくなる理由としてあげられるのが【におい】です。
カラーやパーマの薬液臭が負担になる方が多いのです。
実際うちでは僕が仕事から帰ると服に残る【美容室臭】が嫌で、帰ったら速攻風呂という決まりができたほどです。
ですので、つわりがどのくらい続くかは人によって違いますが【安定期】に入るまでの間はなかなか美容室には行けなくなるのが実際のところ。
そこで気になるのが根元のカラー。
今まで定期的にカラーしてた方には根元の黒い部分は気になるところ。
多くの方が【黒髪に戻す】という選択肢を頭に思い浮かべる事となります。
しかし「う〜ん、黒髪かぁ〜」と“本当はしたくないけど“という方が大半です。
そこでオススメしたいのが【まるで地毛のようなアッシュ】
こんな感じのカラー。いかがでしょうか。
基本的に明るさのレベルでいえば7〜8レベルの範囲の明るさ。
日本人の一般的な地毛の明るさはだいたい4〜6レベルなので、1〜3トーン明るくするだけです。
【アッシュ】という色味は【赤味・黄色味】を抑えてくれる色なので【まるで地毛のような】というカラーが実現出来るわけです。
何よりも透け感が素晴らしいアッシュ
光を透かすので、透明感は抜群です。
これなら根元が伸びたのも気にならない上に、オシャレにカラーが楽しめますね。
もしくはこちらの【バレイヤージュ】もおすすめです。
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グラデーションカラーの進化系カラーなのですが、根元はかなり暗めに染めて、毛先にかけて徐々に明るくなるカラー。
ですので、こちらも根元の伸びが気にならずにカラーを楽しむことができます。
バレイヤージュについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご参考下さい。
【バレイヤージュの染め方】完全版。外国人風カラーはこう作れ! HOW TOマニュアル。
バレイヤージュカラーが人気沸騰中。 [ads] 【バレイヤージュとは】バレイヤージュとは”ほうきで掃いたような”という意味の。グラデーションカラーとハイライトを融合させたようなカラーの技法です。 ひとまず見てみましょう…
そして安定期へ。
一般的に5〜7ヶ月たつと安定期に入ります。
実際に美容室にいらっしゃる妊婦さんも、妊娠6ヶ月前後の方が多いように思います。
タイミング的に言えば、安定期に一度、そして出産前にもう一度。というのがいい流れなのではないかと思います。
この時期になるとお腹が大きくなる事で、動く事自体が大変になってきます。
自分にかけられる時間が少なくなってくるのです。
とにかく「手入れが楽」がいい。
そう、なかなか自分にかけられる時間が少なくなってくるのです。
僕のブログにも【妊婦 楽な髪型】でたどり着く方がとても多いです。
こちらの記事です。
産休前に【手入れが楽】な髪型に@つくば美容室ジールサロン
産休に入るとしばらく髪を切りに行けない方が大半。そして、当然オーダーで多くなるのは【手入れが楽な髪型】や【手入れのいらない髪型】であります。そして、僕がそうオーダーされた時に多く推奨する髪型が【ショートボブ】です。今回ち…
世の妊婦さんは【手入れが楽 それでいて オシャレ】な髪型を求めているものなのです。
僕もそばで見ていたのでよくわかるのですが、とにかく【出産】というのは大変なものです。
お腹の中で我が子と共にする10ヶ月間。
僕達美容師にも、普段の生活をこういった形ではありますがサポートできますので。
そしてその先に待つ数々の感動。
生まれたお子さんの髪の毛を切る日が来ることを美容師はみな願っております。
妊娠〜出産までの美容室との付き合い方。
どうぞご参考下さい。
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藤田 和彦