こんにちは。大阪のトレンザのイワタです。

「白髪を目立たなくするには何色に染めればよいの？」
「40代・50代の私に似合うのはどんな白髪染め？」

白髪が目立ちはじめ、若々しく見られないことに自信を失っていませんか。

今回は40代・50代のあなたに向けて白髪が目立ちにくいカラーやスタイルをご提案します。
この記事を読んでもらえば、自分に似合う白髪染めの色を美容院でオーダーすることができるはず。

白髪が目立たないカラーは？明るめで複数混ぜた色に染めるのが吉

白髪が目立たないカラーの代表として、グレー・ベージュ・アッシュの3つがあります。
さらに、明るめか暗めなら「明るめ」に、単色か複数混ぜた色かなら「複数混ぜた色」に染めるのがおすすめです。

まとめると、以下の表のようになります。

ここからは、白髪を目立たせたくないなら「明るめ」「複数混ぜた色」がおすすめな理由をそれぞれ深堀りします。

明るめカラーは白髪とのコントラストが弱くなる

そもそも、どうして白髪が目立ってしまうのでしょうか？
暗めのカラー場合、生えてきた白髪とのコントラストが強いからです。

実際に図で見てみましょう。
以下の図は、明るめ・暗めのモノトーンのグラデーション2種類と白髪に見立てた白線を重ねたものです。
左にいくほど明るく、右にいくほど暗い色になっています。

ご覧のとおり、左側の明るめのトーンの方が白線が目立ちにくくなっています。
明るいカラーに挑戦できる人は、全体を明るめの色で染めると、白髪が目立ちにくいのでおすすめです。

グレージュやアッシュグレーは色に深みが出る

複数の色を組み合わせると、自然で深みのある色合いを作ることができます。

もとより、バージンヘアであっても人それぞれ色味は異なるはず。
単色で表現できないカラーで染めることによって、より自然な仕上がりになります。
また、白髪に近い色を生み出したり、光が当たると髪に立体感の出るカラーを作り出したり。
色を組み合わせて使うことが、白髪を目立たなくさせる工夫につながるのです。

このように、複数の色を組み合わせたカラーに染めれば、白髪が出てきた際にも髪全体と調和してくれます。
白髪が目立ちにくいグレー・ベージュ・アッシュを組み合わせ、白髪が目立ちにくいカラーにするのがおすすめです。

40代・50代におすすめの白髪染めカラー6選【施術写真あり】

40代・50代の白髪の目立ちにくいカラーとして「グレージュ」「アッシュグレー」がおすすめです。
今回はこの2つを軸にした実際の施術例6つを紹介します。

初めての白髪染めに！悩んだらアッシュグレー

引用元：【白髪×アッシュグレー】白髪で悩んだらスロウカラーのアッシュグレーがオススメ♪

白髪の割合が30%未満でまだ黒髪が多い場合は、アッシュグレーのような落ち着いた色がおすすめです。
白髪がしっかり染まるのはもちろん、伸びてきたときのいわゆる「プリン状態」が気になりません。
ただの黒髪ではなく、透明感があるのでおしゃれに見えますよ。

【白髪が多くてもOK】深みのある落ち着いたアッシュグレー

引用元：和装から考えたお白髪染めのアッシュグレーカラー

白髪の割合が多くてもアッシュグレーに染めることは可能です。
この場合は白髪を活かし、深みのあるアッシュを重ねて入れることで明るさを下げています。
和装をイメージした白髪染めで、個性的でおしゃれな仕上がりです。

透明感のある暗めグレージュでおしゃれ染めのような仕上がりに

引用元：【沖縄・那覇】白髪染めで濃厚な艶グレージュカラー

暗めのグレージュは白髪をカバーできる上に、透明感・ツヤを感じることができます。
いかにも「白髪染めしました！」と思わせない、おしゃれな印象を与えられますよ。

白髪に負けない！ピンクグレージュで若々しい印象を

引用元：白髪を染めながらピンクグレージュで艶のあるお洒落カラー

明るい髪色にできる人は、ピンク×グレージュの組み合わせも。
白髪とは無縁のような若々しいイメージに仕上がります。

白髪染めでもおしゃれしたい人はインナーカラーに挑戦

引用元：白髪染めでもグレージュやインナーカラーは可能です

ブリーチすれば、白髪染めに見えないおしゃれカラーを楽しむことも可能です。
暗めのグレージュに赤のインナーカラーでクールな印象に仕上がっています。

ホワイト×グレージュで明るくやわらかい色味に

引用元：白髪を染めながらブリーチを使ったホワイトグレージュ

明るいカラーにできるなら、ホワイト×グレージュでおしゃれな色を実現できます。
透明感のあるやわらかい色味になり、白髪も目立ちにくいですよ。

白髪を目立たなくするテクニック3選

ここまで、白髪の目立たないカラーを選んで染める方法を紹介してきました。
しかし、プロのテクニックがあれば、色選び以外にも白髪を目立ちにくくする方法があります。

ここからは、白髪をなじませて目立ちにくくする以下の3つのテクニックを紹介します。
・ハイライトを入れる
・トリートメントをしてツヤを与える
・トップにボリュームのあるヘアスタイルにする

プロのテクニックを活用すれば、白髪を活かしたおしゃれなスタイルが可能になりますよ。
美容院で相談して、あなただけの白髪が目立ちにくいヘアカラーを楽しんでくださいね。

ハイライトを入れる

白髪が目立たないテクニックとして、ハイライトを入れるのがおすすめです。
ハイライトを入れることで、視線が「白髪」→「ハイライト」へ移動するのを狙います。

実際の施術例を2つ紹介します。

引用元：白髪染めを使わず、白髪を目立たなく染める！？

引用元：白髪ぼかしハイライトで赤味の少ないミルクティーカラーに

いずれも、ベースのカラーで髪全体を染めつつ、何本か明るい髪の毛（ハイライト）がある状態です。
今後白髪が出てきたとしても、ハイライトの方が目立つので、白髪をうまくカバーしてくれます。

トリートメントをしてツヤを与える

ツヤのない髪の場合、白髪が光ってしまい目立つ原因になります。
白髪を目立たなくするには、サロンでトリートメントを実施するなど、ツヤのある髪を保つことが重要です。

白髪染めをくりかえすなら、ヘアケアにも力を入れることをおすすめします。

▼家でのトリートメントの方法を知りたい人は以下を参考にしてください。

トップにボリュームのあるヘアスタイルにする

引用元：トップにボリュームが欲しい時にやった方がいい施術とふわっと見えるヘアカラーとは？

トップにボリュームのあるへアスタイルにすると、白髪が目立ちにくくなります。
ボリュームがあることで、根元の白髪が隠れ、なおかつ、光の反射で白髪がわかりにくくなるからです。

おすすめのスタイルとして、以下のようなものがあります。
・ロング→ミディアム
・ストレート→ウェーブ
・前髪の分け目あり→なし

40代・50代になると、うねりができやすくなるなど、髪の悩みは白髪だけではないはず。
美容院で相談して、あなたの悩みを解決するヘアスタイルを見つけることをおすすめします。

まとめ｜白髪が目立たないカラーはプロにレシピを考えてもらおう

白髪が目立つと、嫌でも年齢を感じてしまいますよね。
でも、今回紹介したポイントさえ押さえれば、白髪をカバーしながらカラーを楽しむことができますよ。

ここで、ポイントをおさらいしましょう。
白髪を目立たなくするためには、以下の2点が重要です。
・明るめで複数の色をミックスしたカラーを選ぶこと
・ハイライトを入れるなど、美容院で目立たないスタイルを提案してもらうこと

プロの手にかかれば、白髪を目立たせず、あなたにぴったりのカラーを選んでもらえるはず。
美容院で相談して、白髪染めを新たなおしゃれのきっかけにしてみてくださいね。