鵜飼正也
2024/12/18
名古屋市昭和区の美容院「kocchi.」の鵜飼です。
ハイライトがすぐに色落ちするのはどうして?
ハイライトが色落ちすると汚くなってしまう、対策はある?
ハイライトを入れてみたけれど、色落ちしてしまって悩んでいませんか?
ハイライト部分はブリーチをすることが多く、色落ちして明るくなるのが早いです。
長持ちさせるためには、色落ちする原因を知り、適切なケアをしましょう。
本記事では、ハイライトが色落ちする理由から、色落ちを防ぐケア方法までを現役美容師が解説します。
色落ちの過程がきれいなハイライトのスタイルも紹介しますので、オーダーの参考にしてくださいね!
引用元:カラパレ
ハイライトの色がすぐに落ちてしまう理由として、以下の3つがあります。
ハイライトを入れた髪は、キューティクルが開きやすい状態です。
しっかりケアをして、色味のコントラストを長持ちさせましょう!
ハイライトを入れる際は、ブリーチを使うことがほとんど。
ブリーチは、髪の内部構造を大きく変化させる施術です。
キューティクルを開き、髪の内部のメラニン色素を分解するので、髪がダメージを受けます。
その後のカラー剤をキープするには、ブリーチで開いたキューティクルを閉じておく必要があります。
ダメージケアには、特に気を遣いましょう。
▼ブリーチによるダメージについて詳しく知りたい人は、こちらもチェック!
洗浄力の強いシャンプーを使っていると、頭皮の汚れとともに染料も一緒に流してしまうことがあります。
特にカラー後の数日間は髪がデリケートで、キューティクルが開きやすい状態です。
カラーヘア専用のシャンプーを使い、保湿ケアをしながらやさしく洗い上げましょう。
▼ヘアカラー後のシャンプーについて詳しく知りたい人は、こちらもチェック!
髪が乾燥していたり、ダメージを受けたりしていると、染料が髪に定着しにくくなります。
ハイライトを入れたら、洗い流さないトリートメントなどを活用し、保湿・ダメージケアを取り入れましょう。
また、ドライヤーやアイロンによる熱や紫外線にも要注意。
ヘアオイルなどで対策をして、ダメージの蓄積を防ぎましょう!
ハイライトの色落ちが汚い色になってしまうのを防ぐには、以下の3つの方法が有効です。
色落ちを防ぐのに最も大切なのは「ダメージケア」です。
ダメージケアに力を入れ、ハイライトのスタイルを長く楽しんでくださいね!
カラーヘア専用のシャンプーは、カラーリングによってダメージを受けた髪をケアするのに最適です。
一般的なシャンプーよりも洗浄力がおだやかで、染料をキープしながら髪を洗えるものが多く発売されています。
トリートメントは、ブリーチやカラーで傷んだ髪を補修してくれるので、これを機に取り入れてください。
紫外線や高温のドライヤーによる熱は、色落ちを加速させます。
外出時にはUVカットスプレーを使用し、髪を紫外線から守りましょう。
ドライヤーやアイロンを使う時は、ヒートプロテクト効果のあるスタイリング剤を使い、熱ダメージを抑えてくださいね。
ハイライトを長持ちさせるには、ケアが重要です。
洗い流さないトリートメントで髪を保湿しつつ、ダメージをケアしましょう。
また、色を補充する目的で使うカラートリートメントを使うことも重要です。
たとえば、グレーのカラートリートメントを使えば、色落ちの際に出てくる黄ばみを抑えてくれます。
ハイライトの色味を長持ちでき、色落ちの過程もきれいに楽しめますよ!
▼カラートリートメントの使い方について詳しく知りたい人は、こちらもチェック!
ハイライトを入れる際は、色落ちの様子も加味したデザインにするのがおすすめ!
色落ち過程もきれいなスタイルの例として、以下の5つを紹介します。
セルフで色落ちの過程を予測するのはむずかしいので、美容院で相談してみましょう。
引用元:b-ex journal内
アッシュ系カラーは、クールで洗練された印象を与える人気の色味です。
色落ち後も黄ばみが少なく、透明感のある仕上がりをキープできます。
特に、オフィスでも目立ちにくい上品なカラーです。
引用元:カラパレ
ベージュ系は、肌なじみがよく、やわらかな印象を与えるカラーです。
色落ちしても自然な明るさが残り、ナチュラルな雰囲気を楽しめます。
どんな髪型にも合う万能カラーです。
引用元:b-ex journal内
ラベンダー系は、ほんのり紫がかったフェミニンなカラー。
色落ちすると、ハイライト部分がシルバーになるように調整しています。
個性的な色味を求める方におすすめです。
引用元:b-ex journal内
ピンク系カラーは、かわいらしさと華やかさを兼ね備えた人気カラーです。
色落ちしてもシルバーやベージュに変化するように染めています。
アクセントカラーとしてもおすすめです。
引用元:b-ex journal内
ミルクティーベージュは、自然に白髪をカバーしながら上品な印象を与えます。
色落ちしても明るさを保てるため、メンテナンスが楽なデザインです。
引用元:カラパレ
ハイライトはブリーチをしているケースが多く、色落ちの早い傾向があります。
ただし、デザインやケア次第で、色落ちの過程もきれいな状態で長く楽しめるスタイルです!
ハイライトを入れてみたい人は、行きつけの美容院で相談してみましょう。
あなたにぴったりなスタイルを長持ちさせる秘訣や、ヘアケアのコツを教えてもらえるはずですよ!
引用元:カラパレ
A.ブリーチ部分から黄ばみや赤みが出てくるのが原因です。
取り除くには、複数回ブリーチを行う必要があります。
定期的に補色となるカラートリートメントを使うことで、黄ばみや赤みを抑えられるので、色落ちが汚くて悩んでいる人は一度試してみてください。
A.ブリーチをした場合は1〜2週間、カラーだけの場合は2〜3週間ほどで色落ちします。
髪のダメージの程度や色の抜け具合によって、どのくらい色持ちするのかは異なります。
いずれにしても、保湿やダメージのケアで色落ちを遅らせることが可能なので、毎日のケアを継続しましょう。
A.立体感のある印象はそのままに、周囲の色となじんだオリジナルのスタイルになります。
ハイライト歴のあるベースを活かした新しいデザインカラーに挑戦するのがおすすめです!
▼ハイライトの上からカラーするとどうなるのか詳しく知りたい人は、こちらの記事もチェック!
kocchi.
鵜飼正也