平井智章
2020/03/03
こんにちは。
バンコクでサロン経営している平井です。
僕はトーンダウンをする時に希望色とN/06を混ぜて使うのですがお客様で一部かなり退色している方や、表面が退色しやすい方もたくさんいらっしゃると思います。
そういう方は退色も早いのでコンフォートラインに切り替えて使うこともあります。
基本のミックスは希望色に対して6レベルのナチュラルを30%ほど。
ビフォーです。
根元は少し伸びていますが根元から約10cmが退色してしまっていて、そこから先は熱変性による沈みが見られます。
この髪の毛を綺麗に一色にします。
使った薬剤はこちら。
根元の明るくなっている部分は希望色のブラウン10にコンフォートのナチュラル6を30%ほど入れます。
それをドライ塗布。
中間からは希望色のブラウン10にファッションのナチュラルの6を同じく30%ほど入れます。
ナチュラルを入れることで退色した部分に深みが加わるので希望色を綺麗に出すことができます。
当たり前ですがコンフォートラインの方がトーンダウンする力もありますし、退色も穏やかです。
仕上がりがこちら。
一色になりました。
光に当たってもナチュラルをしっかり入れているので色がブレずに綺麗に染まっているのがわかると思います。
希望色にナチュラルの6を3:1。 これで失敗なく綺麗にトーンダウンできると思います。
ぜひご参考にしてください。