トップの退色と内側の退色の違いの対応。 レシピ公開してます! | bex journal
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トップの退色と内側の退色の違いの対応。 レシピ公開してます!

平井智章

平井智章

2020/02/24

こんにちは。

バンコクでサロン経営している平井です。

お客様のカラー事情でよくある問題が表面の色だけかなり退色してしまって、内側との色がかなり違うことがあります。

このような状態ですね!

こんな時はカウンセリングの時に髪の毛をよく見て、どこから明るくなっているのか見極めておくことが大事です。

大体の方がハチ上から明るくなっているのではないでしょうか??

僕がカラーを考える時に大事にしていることは、まずその方が「どのように見えたいのか?」ということ。

柔らかい雰囲気で落ち着かせて見せたいならグラデーションにするし、肌を明るく元気な感じにしたいなら1トーンで染めることが多いです。

あと色が抜けた後、どのようになっているのか考えるのも大事なこと!

ですので今回は根元はグラデーションになるように染めていき、アンダーはしっかり削り、トップは色を抑えて、1〜2ヶ月後、同じように退色していく計算で染めました。

ポイントは中間と根元の補色のブルーの割合を変えること!

中間はすでにカラーをしていてすでに少し削られていることと、根元のブルーを多くした方がグラデーションを上手に作れるからです。

後トップの毛先にバイオレットを少量入れることで退色の過程で柔らかく抜けていくようにしています。

仕上がりはこのような感じです。

内側も表面も一色になりました。

根元はややグラデーションをかけています。

カラーはなるべくシンプルな工程で作りたいですが、場合によっては3〜4カップ使います。

やはりベースの見極めをしっかりするのがカラーにおいて大事なことだと思います。

補色の使い方など参考にしていただけると嬉しいです。

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