小山龍一
2020/02/20
こんにちは!
銀座一丁目の美容室 Joule 銀座-Hair Lounge-の小山です。
今日は綺麗な寒色系の色味をキープさせるベースの整え方をご紹介していきます。
お客様からのオーダーで寒色系カラーの需要は多いと思いますが、
寒色系のカラーを繰り返していくと気になってくるのが、黄色っぽく退色してしまうことです。
黄色っぽく退色するとすぐに明るくなってしまったように感じるので、色持ちが悪く感じてしまいます。
せっかく綺麗にカラーしたのにすぐに落ちてしまったら、もったいないですよね?
お客様に少しでも長く綺麗なカラーを楽しんでもらうために、いつものカラーに少し工夫をしてみましょう!
使っていくのはこちらの2本です。
退色がそこまで黄色っぽくない方にはベージュ
黄色っぽさが強く出てしまっている方にはブラウン
という感じで僕は使い分けています。
これらをいつもの寒色系カラーに対して10〜20%程ミックスしてみて下さい。
2本共、ブラウンの色素が入っているので黄色っぽく退色してしまったベースを整えてくれる効果があります。
なぜ、これが必要なのかというと、、、
寒色系のカラーを繰り返していくと、どうしてもアンダーが削られすぎてしまうためです。
確かに寒色系のカラーを綺麗に出すためには赤味が邪魔になってくるので、削っていく必要があります。
ただ、色持ちのことを考えると赤味は程よく必要になってきますので、
毎回は必要ないですが寒色系のカラーを繰り返している方には2、3回に1回はやってあげるのがおすすめです。
そのときの仕上がりだけでなく、退色後のことも考えてあげるとお客様の満足度も上がると思いますよ!
それではまた。
Joule 銀座-Hair Lounge-
小山龍一