小山龍一
2020/02/06
こんにちは!
銀座一丁目の美容室 Joule 銀座-Hair Lounge-の小山です。
今日は白髪をあえて染め切らずに、目立たなくさせて明るく色を入れていくテクニックをご紹介していきます!
白髪染めをするお客様の中にいますよね?
しっかり染まらなくてもいいから、明るく染めて欲しいという方。
こういったオーダーって意外と困りますよね。笑
普段は白髪にもしっかり色が入るように施術することが多いと思うので、慣れていないと薬剤の選定が難しいと思います。
そんなときに困らないようにお客様の実例と共にレシピを紹介していきます!
まずはBeforeの状態から
•白髪率は70〜80%
•前回のカラーからは約2ヶ月くらい経過している状態
使っていく薬剤と配合はこんな感じです。
Be6 + White + CN6 + V6
2:1:20%:10%
オキシは4.5%
この選定のポイントは、明るめに入れたいからといってトーンの高い薬剤(10トーン以上)を使うのではなく、トーンの低い薬剤をホワイトを使って淡く入るように調整している点です。
理由は白髪は既に明るいから。
白髪率が高い人にはアルカリによるリフトが必要ありません。
アルカリが邪魔して色が入らなかったり、無駄にダメージさせてしまいますので要注意です。
CN6とV6はブラウン量の調整と黄色味の補正の意味で入れています。
そして仕上がりはこちら
ツヤ感も出て綺麗になりましたね!
こういったパターンで大事なのは白髪を”ぼかす”ということ。
しっかり染めようと思うとどうしても色が深く入ってしまい暗く見えてしまいます。
白髪は自然なハイライトとも言われているくらいなので、
白髪を隠すのではなく、白髪を活かしたカラー提案をしてみてはいかがでしょうか?
Joule 銀座-Hair Lounge-
小山龍一