伊藤修久
2024/11/13
柏駅東口徒歩1分にあるヘアサロン「#tag」の伊藤修久です。
原色系のヘアカラーにはどんな色がある?
原色カラーにするのに注意するべきことは?
原色カラーを長持ちさせる方法は?
原色系のヘアカラーが気になっていませんか?
どんな仕上がりになるのか想像しづらいかもしれませんね。
原色カラーとは、一般的には色の三原色である赤、黄、青を指します。
ヘアカラーにおいては「原色カラー=純度の高いはっきりした色」をイメージする人が多いです。
本記事では、厳選した人気の原色カラーのスタイル11選を紹介します。
写真つきで掲載しますので、気になるスタイルを見つけて、美容院でオーダーしてみてくださいね!
現役美容師がおすすめの原色カラースタイル11選は以下のとおりです。
原色カラーは、鮮やかな発色でインパクトを与え、個性を引き出すことができます。
気になるスタイルを見つけて、行きつけのサロンでオーダーしてみてくださいね!
実現難易度:★★☆☆☆
平均ブリーチ回数:1~2回
ディープバイオレットは、深みのある紫でクールな印象を演出します。
暗めのカラーですが、光に当たると透明感が出て、独特の深みを楽しむことも!
黒髪ベースでも映えるため、派手すぎないおしゃれ感を求める人におすすめです。
ブリーチでオレンジ~黄色くらいまで色素が抜ければ実現できます。
実現難易度:★★★☆☆
平均ブリーチ回数:3回
シルバーグレーは、クールでスタイリッシュな印象を与えるカラーです。
さりげない個性を演出しつつ、モードな雰囲気もプラスできます。
ブリーチで黄色くらいまで色素が抜けていると、シルバーの色が入りやすいです。
実現難易度:★★★★☆
平均ブリーチ回数:3~5回
ターコイズブルーは、ブルーとグリーンの調和したさわやかな色合いが特徴!
海を連想させるような清涼感があり、夏のスタイルにもぴったりです。
ブリーチでしっかりメラニン色素を抜くほど、ブルーが発色しやすくなります。
目安は黄色~白色くらいまでです。
実現難易度:★★★★☆
平均ブリーチ回数:3回
ラベンダーグレーは、紫とグレーが混ざり合ったやわらかい色味です。
おしゃれで落ち着いた雰囲気があり、自然光で色味が絶妙に変化します。
軽やかで女性らしいスタイルを求める人にぴったりです。
ラベンダーを出したい場合、ブリーチで黄色~白色くらいまで色素が抜けているとよいでしょう。
実現難易度:★★☆☆☆
平均ブリーチ回数:1回
ピンクオレンジは、ピンクとオレンジのバランスが取れたビビッドなカラーです。
個性的でキュートな印象を与えます。
あたたかみのあるカラーが顔色を明るく見せ、華やかさをプラスできます。
日本人の持っている色素を活かせるので、ブリーチでオレンジまで抜けていれば実現可能です。
実現難易度:★★★☆☆
平均ブリーチ回数:2回
レッドピンクバイオレットは、赤とピンク・紫が絶妙にミックスされたカラーです。
光の加減でさまざまな色味に見えるので、ワンランク上のおしゃれを目指せます。
ブリーチでオレンジ~黄色くらいまで色素を抜けると、作りやすいカラーです。
実現難易度:★★★★☆
平均ブリーチ回数:3回
ピンクバイオレットは、ピンクと紫を上品にまとめたカラーです。
紫が入ることでピンクが甘くなりすぎず、やわらかな女性らしい印象だけでなくクールにも見せてくれます。
オレンジが残らないよう、ブリーチを重ねて黄色より明るくできるとベターです。
実現難易度:★★★★★
平均ブリーチ回数:4~5回
ピンクバイオレットをより明るめに染めたスタイルです。
色味は控えめでありながら透明感が高く、独特のニュアンスを持つカラーです。
ほんのりとしたピンクが女性らしさを演出します。
ブリーチで白色くらいまで色素を抜かないと、きれいに発色させるのがむずかしいスタイルです。
実現難易度:★★☆☆☆
平均ブリーチ回数:1回
オレンジのインナーカラーは、動きを感じられてアクセントになります。
髪を結んだときには違った印象になるので、アレンジを楽しみたい人にもおすすめです。
ブリーチ1回ほど、オレンジくらいまで色素が抜けていれば作れます。
実現難易度:★★☆☆☆
平均ブリーチ回数:1~2回
ピンクレッドのインナーカラーは、少し遊び心のあるスタイル。
個性を引き立てつつも、派手さを抑えた印象になります。
ブリーチでオレンジ~黄色くらいまで色素が抜けていれば、きれいに発色します。
実現難易度:★★★☆☆
平均ブリーチ回数:2~3回
ピンクバイオレットのインナーカラーは、ピンクと紫のミックスが美しく、華やかさを演出します。
黒髪にも馴染みやすく、全体の雰囲気を明るくしてくれるので、さりげなく個性を出したい人におすすめです。
ブリーチ数回で黄色くらいまで色素が抜けていれば、実現可能です。
実現難易度:★★★★☆
平均ブリーチ回数:3~5回
ネイビーからターコイズブルーのグラデーションは、濃淡の異なる青がおしゃれなスタイルです。
深みのあるカラーが涼やかな印象を与え、全体的にクールなスタイルを求める人にぴったり!
ブリーチでトップは黄色、毛先は白色くらいまで色素を抜くと、きれいに染まります。
引用:カラパレ
原色カラーは鮮やかな色味で個性を出すことができる一方で、ヘアケアや色味のキープに工夫が必要です。
原色カラーに染める際には、以下の3点に注意しましょう。
「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないために、原色カラーのポイントを押さえておきましょう!
原色カラーにするなら、鮮やかに発色させるため、ブリーチは必須です。
入れたい色味によっては複数回ブリーチが必要な場合もありますので、心づもりをしておきましょう。
また、ブリーチは髪に大きなダメージを与えるため、施術前に美容師に髪の状態を見てもらうのがおすすめです。
髪質やダメージを見てもらった上で、あなたにカスタマイズしたブリーチ剤やカラー剤で施術を受ければ、理想に近づきますよ!
▼ブリーチのダメージが気になる人はこちらもチェック!
原色カラーは発色が鮮やかな分、髪質や元の髪色によって色が入りにくいことがあります。
特に元の髪色が暗めの場合、理想の色を再現するために何回かブリーチやカラーを繰り返すことが一般的です。
数ヶ月かけてメラニン色素を抜いた土台となる髪を作ることも!
美容師に相談し、髪への負担も考えながら、進めていきましょう。
ブリーチやカラーリング後は髪のダメージが気になります。
ダメージケアを継続することで、髪の状態を保ちながら、原色カラーの持ちをよくすることができます。
ヘアケアについては次の見出し「原色カラーをキープする方法3選」も確認してみてください。
引用:カラパレ
原色カラーは色落ちの早いことが多いため、持ちをよくするケアが重要です。
以上の3つの方法を試して、原色カラーの美しさを長持ちさせましょう!
カラーヘア用のシャンプー・トリートメントは、カラー後の髪をいたわる構成になっています。
カラーで受けたダメージをケアする成分や、洗浄力のマイルドな界面活性剤が使われているものが多いので、カラー後の髪にぴったりです。
紫シャンプーやカラートリートメントは、色落ちを防ぐのに効果的です。
落ちやすい色味を補充し、色を鮮やかに保てます。
たとえば、紫シャンプーは色落ちによって出てくる黄ばみを抑えてくれます。
自分のカラーに合わせて必要な色味が補えるものを選びましょう!
▼カラーシャンプーについて詳しく知りたい人はこちらもチェック!
▼カラートリートメントについて詳しく知りたい人はこちらもチェック!
原色カラーにした髪は、施術でダメージを受けています。
ダメージを受けたままにしておくと、開いたキューティクルから染料が流れ出てしまうので、毎日のホームケアを続けましょう!
ブリーチ・カラーリング後で乾燥しがちな髪には、保湿成分がたっぷり入ったトリートメント中心のケアが大切。
日々のケアが色持ちに大きな影響を与えるため、根気よく続けましょう。
▼毎日のホームケアはもちろん、美容院でもトリートメントを受けましょう!
引用:カラパレ
原色カラーは、鮮やかな色味で個性を表現できるヘアスタイルです。
ブリーチが必須になることが多いので、髪質やダメージ具合をプロに見てもらいながら施術を受けるようにしましょう!
サロンで施術を受ければ、本記事で紹介した色落ちを防ぐコツやヘアケア以外にも、あなたにぴったりなメンテナンス方法を教えてもらえるはず。
「原色カラーがやりたい!」と思った人は、早速 美容院を予約してトライしてみましょう!