岸和希
2018/11/28
こんにちは、岸(@kazuki_kishi)です。
それでは、自然乾燥では髪は傷むのかについてをお話していきます。
女性ならほとんどの方が髪を毎日のように乾かしてしますが、自然乾燥はダメなのかとよく質問されます。
実際に自然乾燥が髪を傷めるのか、どうかについてをお話すると、
と、考えています。
そりゃまぁドライヤーで乾かすのは熱のダメージがあるし、それに比べるとダメージはないはずです。
ただ、それは”自然乾燥だけならの話”で、そこに外的要因が加わってくることによってヘアダメージの原因にはなります。
美容師的に自然乾燥のダメージ要因となることをまとめてみると…、
という風な考えになっています。
順番に見ていきましょう。
髪が濡れている状態では、キューティクルは常に開いた状態のままで、それが傷む原因となります。
髪を乾かさないと、キューティクルが開いている状態になるため、髪を守るキューティクルが正常に働かないため傷みやすくなります。
髪のほとんどは”たんぱく質”で構成されており、
の3つの構成で成り立っています。
分かりやすくお話すると、メデュラの周りに、コルテックスが水分をこぼれないように覆っていて、その上からキューティクルが張り付いてメデュラやコルテックスを守る、というような考え方になります
キューティクルが開いた状態になると、外的要因によってダメージになりやすくなります。
髪に触れた時や、髪同士の摩擦によっても傷みやすくなります。開いたキューティクル同士が摩擦によってダメージになります。
髪はあなたが思っているよりも摩擦の頻度が高いので、注意が必要です。
日中の活動している時は、部屋や周りの空気の変化には敏感なのが人間の身体でもあり、部位でもあります。
自然乾燥の間は、髪と一緒に空気が乾燥していくので、より乾燥の度合いが高くなり、髪のパサツキやまとまりの悪い髪に見えてしまいます。
夏は冷房、冬は暖房といった空調は、快適な生活に欠かせないものですが、髪にとっては”乾燥毛”の原因になります。
つまり、温度だけでなく湿度にも気を遣わなければいけません。
つまり、自然乾燥では傷むことはないけども、自然乾燥にすることによって髪は傷みやすくなっているということになります。
美容師的なアドバイスと見解としては…、
ということになります。
こんな感じで以上です。
参考になれば幸いです。
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