高雄篤史
2018/07/22
こんにちは。
浦和でTHROWを活用してお客様オリジナルのカラーを提案してます。高雄です!
今日は【ヘナ】について記事を書いていきたいと思います。
「ヘナってそもそもやった事ない。」
「サロンに置いてない。」
という美容師さんも多数いらっしゃると思います。
事実何社か勤めた僕でも半分のサロンは置いてあって、半分のサロンは無かったです。
特に若い世代のお客様をターゲットにされているサロンさんは需要がないでしょうからね。
ヘナってそもそも多くの場合は
【白髪染め】に使用される事が多いと思います。
ヘナという葉っぱの粉末状にしたもので、それをお湯で混ぜていきます。
カラー剤だと1剤2剤ですよね?
ヘナは2剤がお湯なんです。
ヘナの場合は1剤の種類がいくつかありますが、代表的なものをいくつかあげるとすれば…
※会社によって名称は様々です
【ブラック】
【ブラウン】
【ライトブラウン】
この3つはジアミン入りです。
パラフェニレンジジアミン→酸化染料。これは医薬部外品にしか使えず、水に溶いて使うヘナに入っている場合は、
薬事法に抵触するためお客様には使えません。
お肌が敏感な方に全てが該当する訳ではないですが、ジアミンアレルギーの方だとこの3つはヘナとは言えオススメ出来ません。
ちなみにこの3つは白い髪には色味の調整が出来ますが、地毛は地毛の黒より黒くなりやすいです。
そして1度ヘナをした髪はブリーチしないとヘナが邪魔してしまって、明るくならない。もしくはかなり明るくなりにくい髪になりやすいのは最大の注意点かもしれません。
気軽な気持ちでやって
「やっぱり明るくしたいなぁ」
と思ってもすぐには直せないし、直そうと思っても髪に負担をかなりかけます。
最後の1つは
【ナチュラル】
これは100%ヘナのみで構成されたヘナで、ジアミンも入っていません。
特徴としては2点。
◼️ヘナアレルギー(植物性のアレルギー)などが無ければ、お肌が弱い方でも比較的安心出来ます。
◼️ジアミンの入っていないヘナの最大の特徴は白髪がオレンジになる事。
この2点が特徴です。ファッションカラーやグレイカラーと比較するとデザインの幅が限られてきやすいですね。
操作性が難しい…だからかもしれませんが、全てのサロンに置いていないのかもしれませんね。
ただ必要な方には美容師としては絶対に知っておくべき知識だと思います。
ヘナを置いていないサロンさんにも是非ご参考になればと思います^^
ではまたー
高雄
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高雄篤史