仙台のキラーナという美容室で美容師をしております。スズキユタカです。

アッシュがトレンドというよりスタンダードになりつつある最近。
より透明感や一種のキワどさを求めてグレーよりのカラーを求める方が多くなっています。

その中でもお仕事をされていたり、ダメージを気にされてブリーチ無しの暗めアッシュグレーを目指す方も多いですが、日本人の髪質だとなかなか目指すところに辿り着きにくいと感じている方も少なくありません。

暗めアッシュグレーに向いている髪質

暗めのアッシュグレーを作る上では、「赤み」をいかに抑えるかというのが命題になってきます。
普段、カラーの褪色が早く黄色く抜けてしまう方はそもそもその赤の色素が少ない髪質である場合が多く逆にそれを利用すると暗めアッシュグレーにしやすくなります。

最初はやはり褪色はすると思いますが少し短めのスパンで繰り返し入れることにより熟成されたアッシュグレーを目指すのがオススメです。

赤みの出やすい髪質でもアッシュグレーにしたい！

髪質の部分は不可抗力的な要素なので、自分で変えることは難しいですね。
赤みが出やすい方は以下のようなやり方があります。

短スパンで濃厚に！

1ヶ月ペースくらいのカラーが抜け切る前のタイミングでカラーを重ねていき、赤みをちょっとずつ抑えていくやり方。
1度では抑えきれなくても繰り返し重ねていくことでダメージも少なく透明感のある暗めアッシュグレーが育ちます。

ハイライトで攻める！

ブリーチでハイライトを入れることにより、その部分はしっかりと透明感＆グレイッシュな雰囲気を作れます。
全体をブリーチするのに比べダメージも少なく、動きや透明感を際立たせる効果も。

ハデになりそうなイメージのハイライトも濃厚なアッシュグレーが乗ることで洗練されたオトナの遊び心あるカラーに！

夏だしちょっと攻めたカラーをしたい！
でも職場環境や褪色が気になって明るめカラーはなかなか…という方には暗めアッシュグレー、オススメです！