桑野 友春
2018/04/23
静岡県の掛川市の美容室『クラウンズヘア』のクワノです。
今年の夏も変わらず【アッシュ】や【モノトーン】系のヘアカラーは人気が続きそうですね。
やはり赤味をいかに消すかがキーワードになってくるのですが、赤味を消すカラーレシピで
BEFORE
日本人女性の典型的な『オレンジ味』の強い髪の毛です。
以前入れたヘアカラーが退色して地の色の赤味が出てきてしまっています。
ここから『モノトーン系』にしたいとのことでした。
この場合最近濃い系のヘアカラーの場合個人的にはまっているのが
根本 10MT:6MT:SMOKE=2:1:1
毛先 8MT:SMOKE:Blue=2:1:1
のように根本の薬を作る時に特にそうなんですが、8レベル程度の薬剤を用意するのに8MT単品を使うのではなくわざとMIXレシピにしてアクセントカラーも追加して薬剤を作っています。
そうすることによって8レベル単品の薬剤を使うよりも、10レベルの薬剤のリフト力と、6レベルの薬剤の色味の濃さとアクセントカラーの色味の濃さと相まって、日本人女性の強い赤味に打ち勝つ薬剤になります。
勿論THROWの場合単品でも優秀なのですが、どうしても赤味が強い場合やより濃く出したい場合はMIXレシピが有効です。
毛先に関しても、単品でいくよりかTHROWのアクセントカラーは実に優秀なのでMIXすることでより濃く、より色持ちの良いヘアカラーになるのでMIX大好きです。
そして
AFTER
ご覧の通り、赤味が撲滅されました。
外でも、
光にあたってもツヤが出て綺麗ですね。
どうしても一度のカラーだと赤味が出やすい根本もこんなレシピなら一発で赤味を覆い隠す事ができます。
さらにいうと赤味がそもそも弱い人に試すとガッツリアッシュやグレイな色味になるのでそれも楽しいですね。
というわけで今年の夏も熱くなりそうな寒色旋風。
素敵なカラーライフを!
関連キーワード
クラウンズヘア
桑野 友春