伊藤修久
2018/03/14
こんにちは。
柏の美容師 #tag(タグ) 伊藤修久です。
花粉舞う3月。
卒業式が終わり、駆け込むように美容室へ来られる方が多い季節。
ネット一つでより多くの情報が簡単に手に入る時代からか、
昔より遥かに黒染めセルフカラーをされている方が減ったように感じます。
しかし、地毛からのカラーチェンジも中々大変なもの。
ましてや仕上がりのイメージでこのような写真を持ってこられた場合は、安らかな永眠を覚悟します。
その行程をスタッフで試したので、写真と共に再度確認していきましょう。
まずはこちら
このカラーを作るにはまず白くします。
そして一年放置で完成です。
白カラーの作り方はこちらから。
早速話が逸れました。
今回はこの一年伸ばした地毛の黒い部分をハイトーンにしていく過程
色が抜けづらい髪質なのでそちらもご参考に
ヒアウィーゴー
この色、嫌いな方多そうですね。
ガチオレンジ、もうガチオレです。
色が抜けやすい方なら
カラーだけでもこれより明るく出来るでしょう。
綺麗なヤンキー色です。
昔ブリーチかハイブリーチの2択しかなかった頃、ハイブリーチを使うとこんな色がだった気が。
先ほどより多少明るくなりましたが
まだまだオレンジ味は取れず。
ここまでくればもう安心。
グレージュだろうがブルージュだろうが大抵のカラーは綺麗に入ります。
流す時にトナーで若干黄ばみを取りつつシルバーに。
毛先は切れるギリギリレベルです。
さて、ここでやっと先ほどのカラーが
綺麗に入ります。
が、
それと引き換えに
かなりの時間や金額、ダメージもかかってきます。
色の抜け方には個人差が大きく、人によって回数やダメージも異なります。
もちろんブリーチを使わなくてもいける場合も。
担当者にしっかりと相談し、予定を立て、
継続して作っていくことをお勧めします。
参考になれば幸いです。
では。