岸和希
2017/11/04
中間的な色でもあるナチュラル系には、ブラウンやベージュがあります。これらはどんな色にも似合わせることができるという特長があります。
ブラウン系には、赤みが少し含むことから、暖かみのあるウォーム系のブラウンがあります。スタンダードな色で困った時は、ブラウンにすることが多いです。シンプルに単色で使うこともあれば、様々な色と組み合わせて使用できるブラウンは、とても優秀な色です。
ベージュは赤みが少なく、ブラウンに比べてやや寒色系よりのブラウンのポジションにあります。そのためにアッシュやマットと組み合わて使うこともあればシンプルにベージュに処方したり、ブラウンと同じく様々な使い方もあるためにとても優秀な色です。
赤みがなく、青であるアッシュや緑のマットという最近の流行でもある色が寒色系の色になります。
最近ではよくオーダーにもあるアッシュですが、基本的に赤みはなく、橙の反対にある青みの色になります。外国人風カラーやグレーアッシュなどもこのアッシュをベースに色をつくることが多いため、最近の1番の人気色といってもいいほどの色です。
こちらは青であるアッシュよりもさらに赤みを削る力が強いのが特徴であるマットです。日本人には特有の赤みというメラニンがあり、これを削る有力な色がマットなので、とても人気な色です。
次に赤みがある色が暖色系になります。
寒色系の反対のバリエーションでは、暖色系と言われその中でも代表となるのがレッドです。シンプルに、赤ですね。レッドはツヤを反射させる効果があり、ボブやストレートスタイルなどと相性が良い色とされています。
ピンク系はレッドをよりやわらかく表現したい時にピッタリです。レッドに比べて色味がハッキリしないために、ふわっとしたスタイルや、万人受けする色として人気です。
バイオレットは濃い色でツヤ感もあり、深みのある色がとても人気です。それだけでなく、黄色の補色として、アッシュやレッドなどオールジャンルの補色として処方されるために、万能色として使用できるのがバイオレットです。
色は、実に様々なものがあります。今回紹介したもの以外にもたくさんありますが、実はほとんどが今回の紹介した色の組み合わせた色になります。
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