岸和希
2017/07/28
「なぜ白髪染めは暗くなるのか?」
今回は分かりやすく解説していきます。
白髪染めをすると明るくならない原因については、白髪のことを知ることからはじめましょう。
まず白髪になる原因に髪の色を決定する要素の1つであるメラニン色素の減少が原因となっています。
このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、
毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。
これが白髪なのです。
肌の色や髪の色、目の瞳の色をつくるのがメラニン色素です、
色素には、ユーメラニン(黒褐色系メラニン・真性メラニン)とフェオメラニン(黄〜赤褐色・亜メラニン)の2種類があり髪のメラニン色素は、
コルテックス領域に存在し、髪の色はこれらメラニン色素の量や大きさ、組み合わせなどで決まります。
白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)といわれるものが残っているにも、関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプと、
メラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプがあります。
白髪の多くはメラノサイトが欠失しているタイプなのです。
白髪のことを具体的に解説しました、要約すると「メラニン色素を人為的に削って明るくするのがヘアカラー」で「メラニン色素が自然に減少するのが白髪」というわけです。
ここでポイントとなるのが・・
つまり白髪を染めるために必要なことと
髪を明るくするために必要なことというのは全く正反対ということなのです。
是非、参考に。
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