本田晋一
2016/12/08
こんばんは
大阪で美容師をしている本田晋一と申します。
今回のテーマはずばり
ハイライトとは・・・
周りの髪の毛より明るい筋のようなカラーを入れることで立体感や動きを表現できます。
メッシュと呼ばれるものもここに入ってくるかと思います。
髪の毛に明るい筋が入るので1色染めと雰囲気変わります。
なのでハイライトは周りと明るさを変えないといけない。
そんなのが今までのハイライトだったわけですが・・・
そのデメリットは
●奇抜
●ギャルっぽい
●傷んで見える
●色味が退色しやすい
などあまり受け入れられていなかったのですが今どきハイライトはちょっと違うんです。
これはどうゆうことかと言いますと
ハイライトにもしっかりと色見を入れることでベースの色見より透明感などを上げて全体のクオリティーを
上げる方法です。
外国人風カラーなどの質感は透明感が大切です。
今どきハイライトはその透明感を爆発的に上げることが出来るのでとても優秀なんです。
詳しく説明していきますね。
まずはBEFORE
赤味が土台にあります。
このまま全体にアッシュグレーをのせると赤味が濁りすぎて柔らかく見えないのです。
しかしここに細めのハイライトを全体に入れます
ポイントは細めです!!
太く入れてしまうと昔のようなメッシュになってしまいます。
あくまで細めのハイライトです。
一度流すと
このようになります。
細めのハイライトが入りました。
このまま乾かすと結構明るくなります。
今までのハイライトはここでハイライトの明るさをキープしようとするんです。
だって明るさを残さないとハイライトを入れたってわからないじゃん!てなります。
でも今どきハイライトはここで全体的に濃い目なアッシュグレーをのせるんです。
ハイライトごと色味を全体にのせます。
ハイライト消えちゃいませんか???
そんな疑問がよぎると思いますが心配ならず。
ここでポイントなのが
のせる色味が透明感のある色味であること
赤味の少ない透明感の出る色味であるならハイライトは消えなくてむしろハイライトのところが
ベースのところより透明感が出るんです。
これでベースとハイライトに差をつけれるわけです。
ハイライトの黄ばみがなくなったのがお判りでしょうか。
メッシュのようにラインを強調するのではなく透明感や透け感を強調します。
そして1番のポイントは
髪の毛を動かすと立体感が出る
このように髪の毛が動くと光の加減でしっかりとハイライトが認識できるのです。
上質なハイライトになりました。
これが今どきハイライトです。
お美容院でのオーダーのコツは
●画像を持参する
●派手にしたくない。メッシュのようにしたくないと伝える
●細めのハイライトにする
●ハイライトにもしっかりと色見をのせる
●初めはさりげなく。退色するごとにハイライトが出てくるようにする。
そんなところに注意して担当の美容師さんとしっかりカウンセリングしましょう!
良いヘアカラーライフを。
カラトリ
本田晋一
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