増山 亮吾
2016/08/19
兵庫県小野市 マテリカヘアーの増山です。
この場合、難易度はとてもあがりますが、
スロウカラーでは表現しやすくなりました。
例えば、【明るいアッシュ】でにしたい場合、
明るさ重視で行くならば色味が薄くなり、
アッシュ感がそんなにでなくて赤みも残り、
ただの明るい状態になったり、
アッシュ感強くすると暗い仕上がりになったり、
となりがちだったのでブリーチを使ってダブルカラーじゃないと表現できなかったんですね。
スロウカラーなら明るくしても色味が薄くなりません。
高明度でもしっかりとアッシュ感が存在します。
もちろん、スロウカラーでのダブルカラーはアッシュのクオリティがより高くなります。
染める前の状態や髪質から、明るく見せるために、ナチュラルなグラデーションになる染め方をします。
場合によってはハイライトもプラスしたり。
このほうが明るくみせれます。
高明度カラーに対して何パーセントのアクセントカラーで高彩度を表現するか、
これはその時々で配合を細かくかえます。
しかし、
ここで混乱しないようにある程度基本の配合パターンを用意しております。
その基本を軸として
それぞれの髪質や状態に合わせて応用していきます。
パターンが無ければまちまちになってしまい、
最終的な正解のゴールにたどり着くのが極めて難しくなります。
キレイな仕上がりになった後はそのカラーのキレイさを維持するために
・どんなシャンプーやトリートメントをつかうのか?
・普段のスタイリングはどうするのか?
・次回のカラーをするタイミング
などなど、しっかり伝えるべき事を伝える。
これが1番重視だと思います。
キレイなカラーとは、
【色の積み重ね】です。
キレイな高明度高彩度カラーを楽しむためには美容師側とお客様側との信頼関係が必要ですね。
スロウカラーを使いはじめてから、
明るいアッシュがかなりしやすくなりました。
徹底的にこだわり抜いたアッシュのおかげです。
キレイなアッシュを是非やってみてくださいね♪
マテリカヘアーデザイン
増山 亮吾