成田ヨシヒロ
2016/07/24
お陰様で7/15、青森市にて、「青森の女性のとっておきの場所」美容室【アオノハ】オープン致しました!
オープンしてからの1週間ちょっと、たくさんの方にカラーリングさせていただきました。
投稿がだいぶ空いてしまいましたが、いよいよ美しくなるためのカラーリング情報増やしてまいります。
さて、今回は
多く女性はお仕事にもよりますが「ある程度」カラーリングできる環境、そんな時代です(同じ職業でも男性はなかなか黒髪じゃないと難しい場合が多いですね…)
カラー禁止ではないけどよく言われる、
というご希望。
そうです。黒くなきゃいけないわけではないけど、周りの方に「ムムッ!?」と思われてはいけないわけです。
そんな時
どういうことでしょう。
まずは染める前を。
褪色して元のオレンジ味が全面に出ている状態です。
THROWでかなりマットアッシュに染めさせていただきました。
バッチリ柔らかさのあるカジュアルカラーです。
ビフォアに比べて落ち着きも感じられます、
が、
実は「明るさ」自体はカラー前、カラー後はほぼ一緒。
同じ明度なら暖色系(黄色〜オレンジ〜赤)の方が目立ちやすいです。
なぜか?
日本人の多くは元々赤み、オレンジ味のある状態です。
それに対して
赤系で染めればもちろんより赤く。(彩度アップ)
でも、
アッシュ系(青系の色素)で染めるということは
元々のオレンジ味、または黄色味を打ち消していくということ。(彩度ダウン)
むしろ「無彩色」方向に。
そうすると不思議と周囲に与える印象もまろやかに。「アイツ、めっちゃ染めてんな!」とは、なりにくくなるんです。人間って不思議です。
金髪とかのハイトーンでない限り、強めのアッシュで染めても本当に青い毛にはならないですよね。
なので、青の色素だけど「アッシュ(灰)」っていうんですね。見事なネーミングです。
緑系を大体「マット」っていうのもそう考えるとかなり秀逸です。
もちろんカラーはそれだけでなく、デザイン、ファッション、トレンド、ライフスタイルなども加味して決めるものというのは前提としてですが、
たまにはそんな、いつもとはちょっと違うカラー情報でした!
アオノハ
成田ヨシヒロ