ヘアカラーの定番、茶髪。しかし茶髪といっても色味や明るさによって印象が変わり、さまざまなバリエーションがあります。

そこでこの記事では、茶髪の種類から人気のスタイル、自分に似合う茶髪の見つけ方まで詳しくご紹介します。茶髪にしたいけど色味や明るさに迷っている方、今の茶髪がなんだかしっくり来ない方はぜひ参考にしてみてください。

茶髪にはどんな種類がある？ヘアカラーの種類と特徴を解説

茶髪はブラウン（茶色）をベースにしたヘアカラーです。ベーシックなブラウンからピンクやオレンジ、アッシュなど他のカラーをミックスしたブラウンまで、豊富なバリエーションがあるのが特徴です。

ここでは人気の茶髪の種類とそれぞれの特徴について解説します。どんな茶髪にしてみたいかイメージしながら見ていきましょう。

茶髪の種類1：ナチュラルブラウン

引用元：カラログ

ナチュラルブラウンは、赤みと黄みのバランスがちょうどよいベーシックな茶髪です。地毛に近いナチュラルなヘアカラーで、学校や職場の規則が厳しい人や初めてカラーリングする人にもおすすめです。

茶髪の種類2：ライトブラウン

引用元：カラログ

ライトブラウンは明るめの茶髪です。ツヤと透明感がプラスされ、やわらかい雰囲気に仕上がります。ブリーチなしでもカラーリングできますが、より明るくしたい場合はブリーチをしてからカラーリングするとよいでしょう。

茶髪の種類3：アッシュブラウン

引用元：カラログ

アッシュブラウンはアッシュ（灰色）とブラウンをミックスしたカラーです。くすみのあるアッシュがプラスされることで、クールでこなれ感のある茶髪に仕上がります。

▼アッシュブラウンについて詳しく知りたい人はこちらをチェック！

茶髪の種類4：ピンクブラウン

引用元：カラログ

ピンクブラウンはピンクとブラウンをミックスしたカラー。甘めのピンクが入ることで上品でかわいらしい雰囲気になります。

茶髪の種類5：オレンジブラウン

引用元：カラログ

オレンジブラウンはオレンジがミックスされた茶髪です。暖色系のオレンジがプラスされることで、明るくヘルシーな印象に。

▼オレンジブラウンについて詳しく知りたい人はこちらをチェック！

茶髪の種類6：オリーブブラウン

引用元：スロウのブルーを使ってつくるオリーブブラウンのヘアカラー

オリーブブラウンはオリーブ（薄い緑）とブラウンをミックスしたカラーです。大人っぽく洗練された印象の上品な茶髪に仕上がります。赤みを打ち消してくれるカラーなので、髪の赤みが気になる人にもおすすめです。

▼オリーブブラウンについて詳しく知りたい人はこちらをチェック！

茶髪の種類7：ベージュブラウン

引用元：カラログ

ベージュブラウンはベージュがミックスされた茶髪です。ベージュがプラスされることで、普通の茶髪よりもやわらかく透明感のある印象になります。

茶髪の種類8：ラベンダーブラウン

引用元：ラベンダーブラウンはハイライトをしておくともっと可愛い

ラベンダーブラウンはラベンダー（紫）とブラウンをミックスしたカラー。落ち着いた雰囲気ながらも抜け感のある今っぽい茶髪に仕上がります。色落ち後に黄みが出にくいのも◎。

茶髪の魅力や茶髪にするメリットは？

茶髪には明るく親しみやすい印象があり、茶髪にするだけで雰囲気が変わります。茶髪の魅力や茶髪にするメリットを詳しくご紹介します。

垢抜けておしゃれに見える

引用元：カラログ

黒髪から茶髪にすると、ぐっと垢抜けておしゃれに見えます。メイクやファッションも工夫すれば、より都会的でおしゃれな雰囲気を演出できるでしょう。

明るい雰囲気になる

引用元：カラログ

茶髪にするだけで顔周りはもちろん、全体の雰囲気が明るく軽やかに見えます。新生活や心境の変化などでイメージチェンジをしたい人にも◎。

バリエーションが豊富で自分に似合う色が見つかる

引用元：カラログ

茶髪にはさまざまなバリエーションがあり、色味やトーンによって雰囲気が変わります。自分好みの色や自分に似合う色が見つかりやすいヘアカラーです。

自分に似合う茶髪を選ぶには？

引用元：カラログ

バリエーションが豊富なぶん、どんな茶髪が自分に似合うのか迷ってしまうこともあるかもしれません。そこで、さまざまな茶髪のなかから自分に似合う色を見つけるためのポイントをご紹介します。

似合う茶髪の選び方1：トーン（明るさ）で選ぶ

ヘアカラーはトーンと呼ばれる明るさの基準が数字で決められています。同じ茶髪でもトーンによって雰囲気が変わるので、まずは自分がどのくらいの明るさにしたいか決めましょう。

ヘアサロンにはトーンの指標を表すレベルスケールがあり、レベルの数字が小さいほど暗く、数字が大きいほど明るい色になります。

引用元：【社会人必見】よく聞くけど、ヘアカラーのレベルって何？

5〜7レベル：暗めの茶髪

引用元：カラログ

東洋人に多い自然な黒髪は4～5レベルが一般的です。そのため5～7レベルの茶髪は地毛に近いナチュラルなヘアカラー。

光に当たるとほんのり明るい程度なので、初めてヘアカラーに挑戦する人や学校や職場の規則が厳しい人もトライしやすい明るさです。髪色の規定がある企業は、7～8レベルを上限としている場合が多いようです。

8〜9レベル：やや明るめの茶髪

引用元：カラログ

8〜9レベルは地毛よりもやや明るいナチュラルな茶髪です。室内でも染めているのがわかり、垢抜けた雰囲気を演出できます。

10〜12レベル：明るめの茶髪

引用元：カラログ

10～12レベルは一目で染めていることがわかる明るめの茶髪です。透明感のある明るい髪色を楽しめます。

13レベル以上：かなり明るい茶髪

引用元：カラログ

13レベル以上はハイトーンと呼ばれるかなり明るめの茶髪です。ブリーチ必須の明るさで、印象的で鮮やかな色も表現しやすいでしょう。

▼ヘアカラーのレベルについて詳しく知りたい人はこちらをチェック！

似合う茶髪の選び方2：パーソナルカラーで選ぶ

パーソナルカラーに合わせて茶髪の色味を選ぶと、より自分に似合う髪色にできるでしょう。イエローベース（イエベ）の人は暖色系の茶髪、ブルーベース（ブルベ）の人は寒色系の茶髪が似合いやすいといわれています。

暖色系の茶髪（イエベ向き）

引用元：カラログ

ライトブラウン、ピンクブラウン、オレンジブラウン、ベージュブラウンなど

寒色系の茶髪（ブルベ向き）

引用元：カラログ

アッシュブラウン、オリーブブラウン、ラベンダーブラウンなど

似合う茶髪の選び方3：なりたい印象で選ぶ

引用元：カラログ

かわいらしい印象にしたい場合はピンクブラウン、落ち着いた印象にしたい場合はアッシュブラウンやオリーブブラウン、やわらかい印象にしたい場合はライトブラウンやベージュブラウンといったように、なりたい印象に合わせて選ぶのもおすすめです。

メイクやファッションなども工夫すると、より理想の雰囲気に近づきやすくなりますよ。

似合う茶髪の選び方4：美容師さんに相談する

自分に似合う茶髪がわからない場合は美容師さんに相談してみましょう。希望の明るさやなりたい印象を伝えると、美容師さんがあなたに合ったぴったりの茶髪を提案してくれます。

髪の長さ別茶髪のスタイル

髪の長さごとの茶髪のスタイルをご紹介します。

バリエーションが豊富な茶髪は、どんな髪型にも似合います。髪の長さによってカジュアルな雰囲気にも大人っぽい雰囲気にもできるので、ぜひ自分に合ったお好みのスタイルを見つけてみてください。

ショート × 茶髪

引用元：ショート×ピンク

ショートヘアに茶髪を合わせると大人っぽく上品な印象に。ふんわりと軽やかなスタイルに仕上がり、やわらかい雰囲気を演出できます。

ボブ × 茶髪

引用元：カラログ

重たく見えがちなボブヘアも、茶髪と合わせれば軽さのある垢抜けた仕上がりに。やわらかい雰囲気のスタイリッシュなボブスタイルが完成します。

ミディアム × 茶髪

引用元：カラログ

ミディアム×茶髪はどんな人にも似合う万能スタイルです。定番のスタイルですが色味によって豊富なバリエーションがあるので、自分にぴったりの茶髪を見つける楽しさもあります。

ロング × 茶髪

引用元：カラログ

ロングヘアの茶髪は上品でエレガントな雰囲気に。ツヤと透明感が引き立ち、キレイなロングヘアを楽しめます。

デザインカラーの茶髪のスタイル

茶髪はインナーカラーやハイライトなど、デザインカラーともマッチしやすいヘアカラーです。ベースの茶髪の色味に合わせてインナーカラーやハイライトの色を選ぶと、よりなじみやすくスタイリッシュに決まります。

インナーカラー × 茶髪

引用元：オリーブブラウンベースにグレージュのインナーカラースタイル

オリーブブラウンのベースにグレージュのインナーカラーを入れたスタイルです。コントラストが強すぎず、ナチュラルでおしゃれなインナーカラーを楽しめます。

ハイライト × 茶髪

引用元：細めハイライトでナチュラル透明感カラー！

明るめの茶髪にハイライトを入れたスタイル。透明感とナチュラルな動きのある今っぽい仕上がりです。

グラデーション × 茶髪

引用元：ムラのある状態から綺麗なグラデーションにしてみた

毛先にかけて徐々に明るくなるグラデーションスタイルの茶髪です。自然な立体感のあるおしゃれなスタイルに仕上がります。

メンズの茶髪のスタイル

引用元：ブリーチ無しのラベンダーブラウン

どんな髪型にも似合いやすく、バリエーションが豊富な茶髪はメンズにもおすすめのヘアカラーです。手軽にこなれ感のある好印象スタイルにできます。

透明感のある垢抜けた印象にしたい場合は明るめの茶髪、落ち着きのあるさわやかな印象にしたい場合は暗めの茶髪がおすすめです。美容師さんと相談しながら色味やトーンを調節し、自分にぴったりの茶髪を見つけましょう。

茶髪のもちと色落ち後のカラーは？長持ちさせるためにはどうする？

引用元：カラログ

もとの髪色や髪の毛の状態にもよりますが、ブリーチなしでカラーリングした茶髪のもちは一般的に1～2ヶ月程度といわれています。色落ち後のカラーは茶髪の種類によって微妙に異なります。

色落ちしてもキレイな髪色を楽しみたい場合は、美容師さんに相談して色落ち後のカラーまで考慮して染めてもらうのがおすすめです。できるだけキレイな茶髪を長持ちさせるためには、カラーケア用のシャンプーやトリートメントを使って、色落ちを防ぎましょう。

また、摩擦やダメージは色落ちのスピードを速める原因となります。髪を濡れたままにしない、紫外線対策をするなど、日頃のヘアケアも念入りに行いましょう。ヘアケアを習慣にして毎日続けることが、キレイな茶髪を長持ちさせるコツです。

茶髪は白髪染めにもおすすめ

引用元：白髪を柔らかく透かす決め手は薄いブラウン重ね塗り！

茶髪は白髪染めにもおすすめのヘアカラーです。黒髪よりも自然でおしゃれな仕上がりになり、エレガントな雰囲気を演出してくれます。

白髪染めでもさまざまなバリエーションの茶髪にできるので、なりたい印象や好みを美容師さんに伝え、理想の髪色に仕上げてもらいましょう。

白髪染めでもおしゃれを楽しみたい人や自然な若々しさを演出したい人は、ぜひ茶髪をチョイスしてみてください。

市販のヘアカラー剤を使ってセルフで茶髪にできる？

おしゃれ染め・白髪染めを問わず、茶髪の市販のヘアカラー剤は多くあります。ナチュラルなブラウンからさまざまなカラーがミックスされたニュアンスブラウンまで、市販のヘアカラー剤もバリエーションが豊富です。市販のヘアカラー剤を使い、セルフで茶髪に染めることも可能です。

市販のヘアカラー剤を使う場合は必ず説明書をよく読み、使用方法や放置時間を守ってカラーリングしましょう。

ただし、もとの髪色や髪の毛の状態によっては希望の仕上がりにならないこともあります。また、市販のヘアカラー剤は髪へのダメージが大きい、ムラなく染めるのが難しいなどのデメリットも……。

髪へのダメージを最小限にして理想の茶髪にするなら、ヘアサロンで美容師さんにカラーリングしてもらうのがおすすめです。

茶髪に似合うメイクのポイント

茶髪に合わせていつものメイクも変えると、より垢抜けておしゃれな印象になります。茶髪に似合うメイクのポイントをご紹介します。

ベースメイクは透明感のある明るい肌を目指す

引用元：カラログ

茶髪には透明感のある明るい肌がよく似合います。トーンアップ効果のある化粧下地を塗り、くすみや赤みをカバーしましょう。

眉毛は茶髪の色味に合ったブラウンにチェンジ

引用元：カラログ

髪色を変えたら眉毛の色も合わせると、統一感が出て垢抜けた印象になります。茶髪の色味に合わせた眉マスカラを選ぶと、より垢抜けた雰囲気を演出できます。

アイメイクはブラウン系でまとめると◎

目元はベージュやブラウンのアイシャドウで自然な立体感をつくりましょう。アイラインやマスカラもブラウンを選ぶと、ほどよい抜け感が生まれてやさしい印象に。

自分に似合う茶髪を見つけてお気に入りの髪色にしよう！

引用元：カラログ

バリエーション豊富な茶髪なら、きっとあなたにぴったりのカラーが見つかるはず。好みの色やなりたい印象をイメージし、美容師さんと相談しながら理想の茶髪を見つけてみてくださいね。自分にぴったりのお気に入りの茶髪で、思いきりおしゃれを楽しみましょう。