松岡騎士
2024/12/26
横浜の大倉山で美容師をしているナイトです。
「ハイトーンにしたいけれど、プリンや色落ちが目立つのは嫌」
「手軽にこなれ感のあるトレンドの髪色にしたい」
そんな方におすすめなのが、根元を暗く染めたシャドールーツ（シャドウルーツ）です。
シャドールーツは根元が伸びてもプリンが目立ちにくく、忙しくてもヘアカラーを楽しみたい方や、トレンド感を取り入れたい方にぴったり。
この記事では、シャドールーツの基本的な特徴からメリット＆デメリット、人気のスタイルまで詳しく解説します。ぜひ最後までチェックしてください。
シャドールーツとはブリーチで髪全体を明るくしてから、根元に暗い色を入れるカラーリング技法のこと。ルーツカラー（根元カラー）の一種です。
根元が暗いので「シャドールーツ＝根元の影」という名前が付いています。「シャドウルーツ」と表記されることもあります。
髪が伸びてもプリンが気になりにくく、自然なコントラストのあるおしゃれなスタイルを楽しめます。
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シャドールーツとよく似たデザインカラーにバレイヤージュがあります。バレイヤージュは「ほうきで掃く」を意味する言葉で、髪の表面をほうきでさっと掃いたように色を入れるカラーリング技法です。
シャドールーツとバレイヤージュは仕上がりはよく似ていますが、デザインの作り方が違います。
シャドールーツは基本的に全体をブリーチしてから、根元に暗いカラーを入れます。一方、根元を残して部分的にブリーチしてデザインを作るのがバレイヤージュです。
シャドールーツは全体をブリーチするので、次の髪色やスタイルに影響しにくい、ムラになりにくいなどの特徴があります。
理想の仕上がりや今後やりたいスタイルにあわせて、美容師さんと相談しながらお好みのデザインにしてください。
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引用元：カラパレ
シャドールーツには以下のようなメリットがあります。
シャドールーツは根元を暗めのカラーで染めるため、地毛との境目が目立ちにくく、髪が伸びても自然になじみます。プリンが気になりにくいので、こまめにリタッチをしなくてもおしゃれに見えるのが◎。
シャドールーツは根元が暗いことで髪にコントラストができ、自然な立体感が生まれます。動きのあるヘアスタイルや巻き髪との相性抜群です。
シャドールーツは手軽にこなれ感のあるスタイリッシュな雰囲気を演出できます。トレンドのおしゃれなスタイルにしたい方にぴったりです。
白髪が気になる方にもシャドールーツはおすすめです。ブリーチで全体を明るくしてからコントラストを作るので、白髪が生えても自然になじみ悪目立ちしません。
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全体をブリーチして作るシャドールーツは、次のスタイルに影響しにくいデザインカラーです。次のカラーリングで簡単にワンカラーに戻すこともできるので、気軽にトライできます。
色落ちしてもデザインが崩れにくく汚くならないのも◎。
引用元：カラパレ
手軽におしゃれを楽しめるシャドールーツですが、以下のデメリットも理解しておきましょう。
シャドールーツは基本的に全体をブリーチしてからカラーリングします。そのためどうしても髪へのダメージは避けられません。もとの髪の状態によってはシャドールーツができないこともあります。
ただ、最近のブリーチ剤は髪へのダメージが最小限に抑えられているものが多いです。心配な方は美容師さんに相談して判断しましょう。
シャドールーツはブリーチをしてからデザインを作るので、一般的なヘアカラーよりも施術時間が長く、費用も高く設定されていることが多いです。シャドールーツをしたいときは、予算と時間に余裕を持って美容院に行きましょう。
シャドールーツは薬剤の選定や塗り分けに知識と技術が必要です。そのため美容師さんの技術力によってクオリティに差が出るおそれがあります。
シャドールーツをオーダーするときは、信頼できる美容師さんやカラーが得意な美容師さんにおまかせすると安心です。
ここからはシャドールーツのおすすめスタイルを長さ別にご紹介します。同じシャドールーツでもカラーや髪型によって雰囲気が変わるので、ぜひお好みのスタイルを見つけてオーダーの参考にしてください。
引用元：カラパレ
相性のよいブラックとイエローの組み合わせ。根元が伸びてもプリンが気になりにくく、中間～毛先の色落ちの変化もゆるやかなので、長くおしゃれなスタイルを楽しめます。
根元を暗くしたシルバーグレージュのシャドールーツのスタイル。白髪が目立ちにくいカラーなので大人世代にもおすすめです。
引用元：カラパレ
根元をグレー、中間～毛先を淡いグリーンで染めたシャドールーツ。寒色系カラーでまとめているのでこなれ感があり、根元が伸びても自然になじみます。
少しくすみのあるベージュでナチュラルなこなれ感を演出。根元のブラックとの境目がはっきりしすぎないように塗り分けるのがポイントです。
明るい雰囲気で肌なじみがよいオレンジ系のシャドールーツ。あたたかく親しみやすい雰囲気を演出できます。
上品でスタイリッシュなアッシュベージュのシャドールーツ。ロングヘアに自然な奥行きと立体感をプラスできます。
暗くした根元とシルバーグレージュが自然になじむスタイル。巻き髪との相性もよく、こなれ感抜群のロングヘアに。
引用元：カラパレ
ブリーチを使ったシャドールーツは髪に負担がかかるため、日頃のヘアケアを念入りにすることが重要です。シャドールーツを美しく保つためのヘアケアのポイントをお伝えします。
シャンプーやコンディショナーは毎日使うものだからこそ、ダメージや色落ちに大きく影響します。一般的な市販シャンプーは洗浄力が強いものが多く、すぐに色落ちしてしまう原因に。
できれば髪と頭皮にやさしいサロンシャンプーを使うのがおすすめです。
シャドールーツを長く楽しむには、色味にあわせたカラーシャンプーやカラートリートメントの使用が効果的です。2～3日に1回カラーシャンプーを使うと、きれいな髪色を長く楽しめます。
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髪が濡れているとキューティクルが開き、ダメージや色落ちが進行します。お風呂上がりは洗い流さないトリートメントで髪を保湿し、すぐにドライヤーでしっかり髪を乾かしましょう。
ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。
うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
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引用元：カラパレ
最後にシャドールーツについてよくある疑問にお答えします。
個人差はありますが、シャドールーツは1～2か月ほどおしゃれなスタイルを楽しめます。ただ、ブリーチをするとどうしても色落ちしやすいため、1～2週間ほどで徐々に髪色は変化していきます。
カラーシャンプーやカラートリートメントなどカラー用のアイテムでケアするとともに、色落ちも考慮して美容師さんに染めてもらうのがおすすめです。
シャドールーツが伸びてきたら、中間～毛先を染め直してシャドールーツを継続することも、伸びた根元をブリーチして別のスタイルに変更することもできます。
シャドールーツは全体をブリーチしているので次のスタイルに影響せず、自由にカラーチェンジできます。美容師さんと相談してお好みのスタイルを楽しんでください。
引用元：カラパレ
髪が伸びても手抜きに見えないシャドールーツは、忙しくてもおしゃれな髪色を楽しみたい方にぴったりです。
普通のハイトーンカラーに飽きた方や、プリンが気になってなかなかブリーチにチャレンジできなかった方は、ぜひ一度シャドールーツも検討してみてくださいね。
kensei美容室
松岡騎士
