高雄篤史
2022/07/25
こんにちは。
浦和でTHROWを活用してお客様オリジナルのカラーを提案してます。高雄です!
カラー剤を作る時に大切なのは何を軸にするか?です
について書いていきたいと思います。
全国の1年目の美容師さんは入社してそろそろ3ヶ月が
経過しようとしているタイミングですね
早いサロンさんではそろそろカラーモデルに入る
アシスタントの方もいらっしゃると思います
いざ自分でカラーを作ろうと思った時に漠然と
「どうしたらいいのかな?」
と疑問に思う事があると思います
そこで何を軸にすれば良いか?のヒントを
ここでまとめてみたいと思います
0 初めてカラーをするバージン毛
ここではメラニン色素がかなりある状態なので
軸になるのはリフト力
ある程度メラニンを削る力のある薬剤を使用しないと
出したい色味も表現出来ないと思います
1 色落ちがそこまで目立たない髪の毛
1.2回カラーの履歴のある髪だとして
1番自由に、何も気にしないでカラーしても良いと思います
強いていうならまだまだメラニン色素が残っているので
ティントバーなどの補色をしっかりと足していく事が
大切ですね
2 色落ちが目立つ 毛先が黄色い 根本と毛先の
差が目立つ
ここでは根本は新生毛と毛先のメラニン色素が薄い状態の
根本と毛先の差をどう埋めるか?が重要
根本は1や2の方法で良いと思いますが、ここで軸になるのは
毛先を根本と同じ明るさにして差を埋める事ですね
落ち着けたい場合には毛先に失われたメラニン色素を埋まる為に
ブラウン系の色味を足してあげないと「深み」が出ない為
落ち着きが弱くなりやすいですね
明るくしたい場合には根本をしっかりリフトしてあげて
毛先に合わせるのが重要です
薬剤の濃さ リフト力 時間差などを軸にしていきたいですね
3 ブリーチ 縮毛矯正の履歴がある
ここでは今迄と別の発想が必要になります
ブリーチや矯正の髪の状態ではキューティクルの枚数が
少なくなっていて、色が入りやすいor吸い込みやすい状態
というが大切
またブリーチに関してはメラニンが無いので
入れた色がダイレクトに入りますから
淡い色同士で繊細に入れていく必要があります
軸になるのは今までは黒や茶の画用紙に色を載せる感覚から
白い画用紙に色を載せる感覚になる
という事です
これらのメインとなる軸を念頭に置いて
カラーの配合などを考えていくと良いと思います
是非ご参考になれば幸いです
ではまたー
高雄
Maison
高雄篤史