東 隆之
2016/05/02
今やヘアカラーは、ファッション、身だしなみにおいて切っても切り離せないことですよね。
1ヶ月に1回?2ヶ月に1回?
頻度は様々だと思いますが、かなりの方がヘアカラーをされていることと思います。
当然、ヘアカラーは髪に薬剤を入れ込みます。
なので、
周知の通り「髪のケア」はしっかりと、サロンケア・ホームケアはしてあげないとね〜と、皆さん何かとされていることと思います。
髪に薬剤を塗布している以上、髪が生えてきている「頭皮」の状態にも気を使う必要がありそうです。
ヘアカラーなど、薬剤を伴う施術を行うことで伴う「髪の水分量の低下」。それを補う目的の「ヘアトリートメント」という認識は浸透していますよね。
では、
やはり、少なからず「刺激」を受けていることは確かです。ヘアカラーで使用する薬剤の大半はアルカリ剤であり、頭皮の水分を奪っていることも少なくはありません。
ヘアカラー後のケアとして、髪だけでなく、頭皮のケアも重要だと認識している一人として、少し書き記しておこうと思います。
1、ヘアカラー施術当日
頭皮には、角層と呼ばれるバリア機能と水分保持機能が備わっています。シャンプーをすると頭皮のバリア機能を低下させることが考えられますので、シャンプーは前日の夜に済ませておくのがベストだと思います。
それから、当日の体調です。
・風邪を引いたり、発熱していないでしょうか?
・ひどい疲れがたまっていないでしょうか?
・睡眠不足ではないでしょうか?
・生理中ではないでしょうか?
このような場合、頭皮がとても敏感になっていることがあります。ヘアカラー薬剤で頭皮が沁みるということになりやすいので参考になさってくださいませ。
2、美容室でのヘアカラー施術
美容室でのヘアカラー剤の進化はめまぐるしく、低刺激・低ダメージは当然のことのようになっています。しかしながら、ゼロではありません。
美容師の技術も負けず劣らず、頭皮に直接つかない塗布も可能です。
さらに、頭皮を薬剤から守ってくれる保護オイルなどのプロダクトも有効だと思いますので、担当の美容師さんに相談されるといいかと思います。
カラーシャンプー時、残留アルカリを落とすことはもちろんのこと、「頭皮への保湿」ということも重要だと思うのです。
頭皮もお肌です。
お顔の保湿ケアの重要性はみなさん周知の通りかと思います。
アルカリ剤で刺激を受けた頭皮を、優しく洗い上げるシャンプー(クレンジング&洗顔)。そして潤いを与えてくれる頭皮トリートメント(化粧水・乳液)など。
美容室では、ヘッドスパやヘッドエステといった頭皮のためのメニューがあったりしますので、エイジングケアという意味合いだけでなく、ヘアカラーケアとしてされることもオススメです。
3、ホームケア
サロンシャンプー&トリートメントを使うことで、ヘアカラーの退色を緩和させたり、みずみずしい髪をキープさせるためには間違いない選択かと思います。
プラス、頭皮用のシャンプー&トリートメントというものも美容室には存在し、種類にもよるのですが、より低刺激で頭皮の水分量を適正に保ってくれるものがあります。ヘアカラー=髪 ということは間違いないのですが、ヘアカラー・・・「頭皮」みたいな事も頭の片隅にでも入れていてもいいかと思います。
以上3つ、
ヘアカラーを永く楽しむために、重要かと思われる「頭皮ケア」について書いてみました。
今現在は大丈夫かもしれません。
髪は頭皮(毛根の細胞分裂によってつくられています)が健康状態でないと維持できないのです。今からでも遅くはありません、ヘアカラー・・・強いては髪をを末長く楽しむために「頭皮」というところにもお手入れしてあげてみてはいかがでしょうか?
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