樋口祐次郎
2018/09/21
最近、『エイジング毛』と言うワードをよく目にしたり耳にしますが、
そもそもエイジング毛とはなんなのか。
自分の髪はエイジング毛?まだ大丈夫?
そんな不安や悩みを持ってる女性は多いんではないでしょうか?
先ずはエイジング毛について知ることから始めましょう!
エイジング毛の原因
早いと30代から体内のコラーゲン量が減少して髪の成長が妨げられて
だんだんと細くなったり脱毛の原因になります。
実際には頭皮のコラーゲンが減少することで
血行不良・毛穴のたるみ・発毛サイクルの乱れが起こり始めます。
これが髪と頭皮のエイジングです。
エイジング毛とは、
これらの髪や頭皮の老化(エイジング)の影響を受けて生えて来た髪のことです。
おそらく皆さんが感じている若い時との髪の毛の変化は、
・白髪増えた
・収まらないうねり、パサつき
・分け目が薄い気がする
・カラーやパーマをしていないのに毛が傷んでいる感じがする
・部分的に細くなった気が・・・
簡単に言うと、未完成のまま外に出てきてしまっている髪がエイジング毛です。
エイジング毛は刺激に弱い
未完成な髪の為に外的な刺激に弱いのがエイジング毛。
なので絶対に気をつけてほしい事を書いておきます。
・ホームカラー
市販のカラー剤は、僕らがサロンで使用するカラー剤よりもとても髪に与えるダメージが大きいです。
エイジング毛は表面のキューティクルがそもそもなかったり薄かったりするので、強い薬剤に耐えきれず仕上がりがきしんだり、切れたりしてしまう事があります。
皮の無い餃子、皮の無い春巻、皮の無い小籠包。 みたいな感じですw
・紫外線
紫外線は髪にとっては悪い事しかないです。
上にも書いたように表面の保護するものが無い為、紫外線の悪影響も受けやすいです。
髪のUVケアが必要。
・ブロー、コテ、アイロン
こういった高温のものもかなり髪にダメージになりやすいので、使用頻度や温度に気をつけてください。
・パーマ
ボリュームに悩まれてパーマをかける方も多いと思いますが、
エイジング毛に悩まれるお客様は大体カラーリングをしてると思います。
元々弱い髪にカラーとパーマの施術は相当な毛髪診断と経験がある美容師でないと正しい判断が出来ず、髪をキレイにするつもりが逆に傷めてしまうケースにつながりかねません。
と、なんだか悲しい気持ちなるような書き方をしてしまいましたが、
こういった部分はお客様はわからないし、正しい判断が付かない所なので、
僕ら美容師側が遠慮する事なく、お客様の髪の変化や状態に対して真剣向きあうことが大切ですね。