桑野 友春
2018/04/30
静岡県の掛川市の美容室『クラウンズヘア』のクワノです。
いつも浴びているシャワーの温度。
大事なのは最初のすすぎ!
実は髪と頭皮の汚れはお湯でしっかり流せば7割取る事が出来るのです。
そして、しっかりすすぐことと同じくらいそのお湯の温度も大事なのです!
汚れが落ちやすい温度
顔などの脂は36.5度の人肌で溶け出します。
そして、頭皮の皮脂腺は顔より多くTゾーンの3倍もあります。
それだけ脂が多いため、36,5度以下の低い温度では皮脂が落ちにくいのです。
ですから、例え暑いからと言って水のシャワーを浴びたり、かなりぬるいお湯ですと、肝心の汚れが落ちてくれないのです。
熱いお湯だと?
逆に高い温度(40℃以上)だと髪や頭皮にダメージが出てしまいます。
皮脂に関しても、皮脂を取り過ぎる事で体が皮脂が足りないと感じてしまい、よりたくさん皮脂を出していしまい皮脂過剰が起こってしまう危険性があります。
こうなると頭皮にとって逆効果です。
サッパリさせたいつもりで熱いお湯ですすぐと逆に過剰に出た皮脂で頭皮が脂っぽくなってしまう可能性があるのです。
さらに
シャワーの温度でカラーの色もちも変わります。
髪はもともと高温に弱いのです。
高温のお湯を浴びると、髪の表面のキューティクルが壊れたりはがれたりして傷んでしまう性質があります。
カラーリングした髪は薬剤の影響でダメージを受けやすくなっているのです。
そこへ高い温度のお湯をかけてしまうと、傷みが進行する原因となってしまいます。
適切な温度のシャワーでシャンプーすることでより長く髪色を保つことができます。
高温のシャワーでシャンプーし続けると、すぐに色がぬけてしまいますし、髪そのものを傷めることもあるのです。
何度のシャワーが髪にとって適温なの??
それはズバリ38℃前後です!
髪を洗うのに適切な温度は、人間の体温くらいだと言われています。
当たり前ですが人間の体温に触れて、髪が傷むということはないです。
ですので体温ぐらいの38度前後が適温ということになるのです。
このように実は綺麗な髪にとってシャワーの温度も大事な要素なのです。
特にヘアカラーをしてから1週間程度は色素の定着が不安定だったりするのでその時の温度は非常に大事と言われています。
ぜひお試しください!
素敵なヘアライフを!!
クラウンズヘア
桑野 友春