樋口祐次郎
2018/04/14
おはようございます!
宮城県仙台市と富谷市で美容室やってる樋口です。
サロンによってもまちまちだと思いますが、早い所だと、新人さんのカラーレッスンに入ってるところや、すでに入客してるところもあると思います。
一般的なカラー剤は基本的に2種類の薬剤を混ぜる訳ですが、
先輩にカラー作る指示をされた時に、1剤を何種類か混ぜたり、2剤のパーセントの違うものを混ぜて作るように指示を受ける事がありますよね。
その中には1剤でたまにある、
“全体量の10%混ぜて”
とか、補色の役割をするカラー剤をごく少量混ぜるケース。
まだ初めのころは、その10%入れる意味もよくわからないと思います。
ただ、
少しだから意味ないっしょ!
みたいには思わないでください。
料理で言ったら隠し味。
普通の色か、なんかここは違うだよなぁ〜っていう大事な部分です。
もしくは、それを入れない事によって仕上がりが失敗してしまうケースもあります。
なので、よく注意してほしいのがマドラーでカラー剤を混ぜる時に
しっかり混ぜる。
そう、しっかり混ぜる!
です。
これからカラーのレッスンや実際に施術に入った時に必ず経験するのは、
普通に混ぜてカラーを塗ってたら、底の方にまだ混ぜられてないカラーが溜まってる。
というようなケース。
その残ってるのがもし補色の10%だった場合、
今まで塗ってカラー剤には補色が無いことになります。
つまり仕上がりが全然ちがう…
肝を冷やします。
忙しくサロンワークをしながら1つ1つの作業に気を張るのは大変ですが、
カラー剤を混ぜるだけの単純作業も慣れた仕事にならないようにしっかり意識してみてください。
そして、もう一点。
こちらの写真どこか違和感を感じますよね…
ワナワナ…。
ここっ!
オキシが残ってるやん!
これもダメです。
これは何年も美容師してる人でもありがちなんですがちゃんと混ぜましょう(自戒)
シミます。
それではまた。
先日スロージャーナルのライターサミットで大阪に行ったときの旅の様子をブログに書きました。
箸休めにどうぞw