田母神 佳祐
2017/10/15
こんにちはー
蕎麦屋のカレーが狂おしいほど好き
どうも
吉祥寺の美容室Aboveのスタイリスト田母神(たぼがみ)です
でも、カレーうどんはそうでもないな、たぼがみです。
一気に冷え込み、いよいよ本格的に秋、そして冬が到来している今日この頃ですね。夏に明るくしていた髪の毛も少しトーンダウンして、落ち着いたカラーリングする方も増えてきております。
さて、これは時期問わずになるのですが、お客様からの質問で非常に多いのが
というわけで今回は色持ちの良いシャプーの選び方について書いていきます。
【ヘアカラー】と一口に言っても色々なカラーがあります。
例えば
艶のある1色で綺麗に染め上げられているカラーリングから
ブリーチを使用して、一度脱色をしてから別の色を入れていくダブル(トリプル)カラー。他には髪の毛を細かく分けとって、多色で染めていくカラーリングなど・・・多種多様なカラーリングがありますね。
そんな多種多様なカラーリング全てに言えることですが
入れた色は必ず落ちます。
なぜなら
髪の毛を洗うからです。
・・・・
え、
当たり前すぎてガッカリしました?
そうです。当たり前です。 洋服も洗ってれば段々色あせてきますしね。 ですが、この当たり前すぎることが実はとても重要で、意外とわかってないことが多いのです。
まず一つ言えることととして、シャンプーは頭皮・髪の毛を洗う洗剤です。 洗剤は汚れを落とすものです。 食器用洗剤で想像するとわかりやすいですが、洗えば洗うほど汚れは落ちる反面、どんどん手はカサカサになってきます。 髪の毛も同様、洗えば洗うほどパサつきにつながり、カラーもどんどん色落ちしていきます。
もちろん身体に使うシャンプーでそこまで洗浄力が高い成分が使われることはまずないですが、原理としては同じことが起きます。なのでそれを防ぐ為に、色々なコンディショニング成分が配合されていたり、トリートメントを使って状態を保っていくのです。
ではシャンプーの役割は【汚れを落とす】 これが大前提としてできている上で、洗浄力が極力優しければどうでしょう?
不必要な汚れは落とし、必要な皮脂やカラーの成分は落としすぎない
こうなりますね。 まさに理想的です。
もちろん実際に完璧なバランスで上にかいてあるシャンプーを作ることはなかなか難しいですが、実際に泡立ちは良くて汚れも落としてくれるけど、実は洗浄力はとっても優しいそんなシャンプーも数多く存在します。
そう、まさに頭皮ケア用のシャンプーは肌が敏感な方にも配慮して作られていることが多く、洗浄力が優しいケースが多くあります。 そしてちゃんとしたプロフェッショナル向けの美容メーカーであれば使用感や泡立ちも良好である商品が多いのです。
「洗えば洗うほど色が落ちる」 ならばその洗う力を優しくしてあげることが色持ちにつながる。
非常にシンプルですが効果はテキメンです。
美容室専売品はもちろん、ドラッグストアに並ぶ一般商品のシャンプーにも「カラーケアシャンプー」は数多く存在します。 もちろんそれらが効果が無いわけではないですし、おすすめする場合もあります。
ですが、どんなにカラーの色持ちを長引かせる成分が沢山入ってても、洗浄力が強ければやはりカラーは落ちやすくなってしまいます。
頭皮ケアもできて、カラーの色持ちもよくなる。 まさに一石二鳥です。 次のシャンプーに迷ったら、是非【頭皮ケアシャンプー】を使ってみて下さい。
※もちろん頭皮ケア用とうたっていても洗浄力が強い商品もたくさんあります。 成分表示を見るだけでは判断できないケースもあるので、購入を検討するときは知識があり、信頼できる担当の美容師さんに必ず相談してから購入してください。
それでは素敵なヘアケアライフを!
よろしくどうぞ
ではでは
Above ~ the beauty island 吉祥寺店
田母神 佳祐