樋口祐次郎
2017/06/17
グラデーションカラーめんどくせー
と、思ったことないでしょうか?
僕はないです。
・・・いや、あります。
ブリーチ何回もしなきゃいけないし、シャンプーの回数増えるし。
こんな書き方をすると少し語弊があるかもですが、
基本的に僕は髪をムダに傷ませることと、
お客様の滞在時間が長いことが罪だと思っているので
あまりハイトーンのカラーやグラデーションカラーを自分から勧めることはしないタイプです。
美容師さんじゃない方は、みんな美容師が面倒くさいと思ってる訳ではないので誤解しないでねw
ということで、今回はめんどくさがりの僕から
【20分】で作る夏のグラデーションカラー
をご紹介。
対象のお客様
・ミディアム以上の長さで、アンダーがカラー履歴orダメージで11レベル以上の状態
使用薬剤
・コンフォートライン(白髪染め)
BLUE:CN4=1:1(オキシ6%)
とか
CA6:CN4=1:1(オキシ6%)☚*この辺はご自由に。
工程の写真データはないのでテキストのみで解説します。
上記の条件のお客さまに対し、設定が5レベル以下の薬剤を根元からバランスのいい(長さに合わせて)中間部分まで一気に2~3分ぐらいで塗布。
そのままカラーの吸い込み具合に合わせて10分~15分でシャンプーまで行けます。
残った毛先に関しては、染めてもいいし染めなくてもいいです。
お客さまの要望に合わせてください。
仕上がりイメージがこちら
今回のポイント
・お客様のアンダーレベルが11レベル以上。(の方が明度差が出てグラデーションが目立つ)
・薬剤設定を5レベル以下にする。(コンフォートラインの6レベルは他社カラーよりしっかりアッシュが表現できる分、トーンダウンが思ってるよりも下がらない*ブラウンベースじゃない)
・グレーカラーを使うので、タイム差が出ないように素早く塗布を終える。
・染める部分と染めない毛先の境界線をしっかりぼかす。
・オキシは薬剤設定、アンダーレベルや放置時間の設定でお好みです。
・シンプルな施術なのでアシスタントでも誰でもできる。指示も出しやすい。
などなど。
お客様満足と自己満足のバランスでこういった施術もありかな?と。
ちなみに今回のスタイルデータはスタッフの福田に提供してもらいました。
とても丁寧でセンスのあるスタイルを作ります。
ぜひ、グラデーションカラーは福田をご指名ください。