澄 辰也
2016/12/17
12月モード真っしぐらのHAIR CREWの澄です。
THROWで始まり(といっても発売は6月でしたが。)THROWで終わる。
そんな2016年になりそうです。
THROWといえばアッシュなんですが、自分が美容師をしている東大阪の布施という所では意外と言いますかわりとピンク系のオーダーが多いのです。
そこで大活躍しているのが秋に発売されたTHROW暖色ラインナップなのですが、その中でもコンフォートライン!
白髪も染められるような設計ですが、とても白髪染めとは呼べない鮮やかな発色が良いですね。個人的には暖色系の方がより良さを発揮出来ているような気もしています。
使い勝手も良くて白髪染めに使うというよりかは、より濃く色を入れ込むイメージですね。
なのでグラデーションカラーの根元〜中間に思いっきりブチ込んだりしちゃいます。
毛先はブリーチ部なので深く入り過ぎないようにファッションラインで調整を。
染める前はこれぐらいの毛先ブリーチのグラデーションベースですので
根元〜中間CP/7+V/6(3:1)
毛先ブリーチ部3%〜P/8+V/8(3:1)3%
という感じ。
6レベルで思い切って振り切った薬剤セレクトをする事が多いですね。
どんなカラーにも言える事ですが染める前のベースが非常に重要です。
ごりごりのアッシュカラーからピンクへのチェンジは不可能ではありませんが、髪への負担が大きくなる可能性も高く色持ちもあまり良くないでしょう。
ベースが整っていないのならばゆっくりと時間をかけて数回にわたってベースを創っていくのが吉です。
そして根元から中間部分は深く色を入れることになるのでその後の安易なカラーチェンジも負担大です。
じっくりと時間をかけて創り上げ、その後も長く楽しむカラーと言えるでしょう。
幸い一度完成系に近づくとメンテナンスも容易と考えていますので(色の補充は負担も少なく、薬剤選定もわりと簡単)ですので、繰り返しますが長い期間を楽しむ事を前提に担当の美容師さんと相談してみてください。
ご参考ください。2017年良いお年を迎えられますように。
Palacchi豊中店【大阪 阪急豊中駅】
澄 辰也