b-ex journal 編集部
2024/05/07
毎日のヘアケアにヘアミルクを使っている方も多いのではないでしょうか。でも、毎日なんとなく使っていて正しい使い方や効果がよくわからない……なんて方もいるかもしれません。
この記事では、ヘアミルクの正しい使い方を詳しく解説します。ヘアミルクを正しく使うことでより高い効果を発揮し、うるおいのあるキレイな髪を目指せますよ。
ヘアオイルとの違いや使い分け、おすすめのヘアミルクなどもご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
ヘアミルクはダメージケア成分や保湿成分が入った洗い流さないトリートメントのひとつ。乳液のような白っぽくとろみのあるテクスチャーが特徴です。
ドライヤー前の髪に塗布することで髪の内部に栄養分や水分が浸透し、うるおいとまとまりのある美しい髪に仕上がります。
べたつかないのに広がりやパサつきはしっかり抑えられるので、どんな髪質の方でも使いやすい洗い流さないトリートメントです。
ヘアミルクの正しい使い方をご紹介します。普段ヘアミルクを使っている方も正しい使い方ができているかチェックしてみてください。
ヘアミルクはお風呂上がりの濡れた髪に使います。まずはタオルドライで髪の水分をしっかり取りましょう。
髪に水分が多く残っているとヘアミルクの成分が薄まり、十分に効果を得られない可能性があります。
力を入れてゴシゴシ拭くのではなく、吸水性にすぐれたタオルで髪をやさしく包み、水分を吸収させるのがポイントです。
タオルドライ後はあらめのコームで髪をとかし、からまりをほどきます。コーミングをすることでヘアミルクが髪全体にムラなく行きわたります。
濡れた髪はダメージを受けやすいので、根元から一気にとかすのではなく中間~毛先を中心にやさしくとかしてください。
コーミング後にはもう一度軽くタオルドライをします。
ヘアミルクを適量取って手にのばし、髪の中間~毛先を中心に手ぐしでとくようになじませます。前髪は最後に手に残ったヘアミルクをさっとつける程度でOK。
髪全体にヘアミルクを塗布したら、再びあらめのコームで髪をとかし均一になじませましょう。
つけすぎると重たく感じることがあるので、少量ずつ出して調節してください。
ヘアミルクを髪全体になじませたら、ドライヤーで乾かします。ドライヤーを髪から15~20cmほど離し、前髪→根元→中間・毛先の順で温風を当てて乾かします。
全体が乾いたら最後は冷風で仕上げると、キューティクルが引き締まりツヤのある美髪に。
ヘアミルクにはどのような効果があるのでしょうか。ヘアミルクを正しい使い方でヘアケアに取り入れると、以下のような効果が期待できます。
ドライヤー前にヘアミルクを使うことで、ドライヤーの熱や摩擦、乾燥などによるダメージを軽減できます。
濡れた髪はキューティクルが開きダメージを受けやすいので、ヘアミルクで保護することが大切です。また、寝ている間の摩擦や乾燥を防ぐ効果もあります。
多くのヘアミルクにはヘアカラーやパーマなどで傷んだ髪を補修する成分が含まれています。ダメージを受けた髪の内部にケア成分が浸透し、しなやかで美しい髪を目指せます。
髪の水分が不足すると、パサつきや広がりを感じるようになります。ヘアミルクを使うことで乾燥でパサついた髪がしっかり保湿され、毛先までうるおったまとまりのある髪に。
ヘアアイロンの熱などでダメージを受け続けると、髪は硬くなりごわつきやすくなります。
ヘアミルクにはゴワゴワして扱いにくい髪をやわらかくする効果も。使い続けることでなめらかでやわらかい髪に仕上がります。
ヘアミルクの使い方には注意点もあります。以下の点に気をつけながらヘアミルクを使いましょう。
ヘアミルクはたくさん塗布すれば高い効果を発揮するわけではありません。むしろつけすぎるとべたついたり、油分が髪に残りかゆみや嫌なニオイの原因になったりするおそれがあります。
1回に使うヘアミルクの量は髪の量や髪質にもよりますが、セミロングで2~3プッシュ、ロングで5~6プッシュ程度が目安です。適量を守り、つけすぎないように注意して使ってください。
ヘアミルクが地肌(頭皮)につくと毛穴が詰まり、かゆみやニオイ、ニキビなどが発生することがあります。ヘアミルクはダメージが気になる中間~毛先を中心に塗布しましょう。
お風呂で使う洗い流すトリートメントやヘアマスクなどは、塗布した後に時間を置いて髪に浸透させるものもあります。しかし、ヘアミルクは時間を置く必要はありません。
むしろ髪が濡れた状態が長く続くとキューティクルが開いたままとなり、ダメージや色落ちの原因となります。ヘアミルクを塗布したら手早くドライヤーで髪を乾かしてください。
洗い流さないトリートメントはヘアミルクではなく、ヘアオイルを使っている方もいるでしょう。ヘアミルクとヘアオイルのおもな違いを解説します。
ヘアミルクとヘアオイルはどちらも髪をダメージから守り保湿する効果があります。
ヘアミルクは髪の内部に水分や栄養分を与え、ダメージを補修する効果が高いです。一方ヘアオイルは、髪をコーティングして乾燥や摩擦など外部からのダメージを防いでくれます。
ヘアミルクのテクスチャーは白っぽい乳液状であるのに対し、ヘアオイルはとろみのあるオイル状です。ヘアミルクのほうがさらっとした使用感で、べたつきが残りにくいでしょう。
ヘアミルクはなめらかにまとまる髪に、ヘアオイルはツヤのあるしっとりした髪に仕上がります。ヘアオイルのほうがやや重ための仕上がりです。
ヘアミルクとヘアオイルどちらが合うのか迷ってしまう方もいるかもしれません。それぞれおすすめの人の特徴をご紹介します。
ただし、紹介した特徴はあくまでも効果を実感しやすい目安なので、あてはまらない場合は使ってはいけないわけではありません。
理想の仕上がりや好みにあわせて、ご自身が使いやすい洗い流さないトリートメントを選んでくださいね。
よりしっとり感やツヤがほしい場合は、ヘアミルクとヘアオイルの併用もおすすめです。ヘアミルクとヘアオイルを両方使う場合は、ヘアミルク→ヘアオイルの順で使いましょう。
まずは先ほどご紹介したヘアミルクの使い方の手順に沿って、ヘアミルクを髪全体になじませドライヤーで髪を乾かします。8割ほど乾いたらヘアオイルを毛先を中心になじませ、残りを乾かして仕上げれば完了です。
ヘアミルクで保湿した髪をヘアオイルでコーティングすることで、まとまりのあるツヤ髪に。乾燥や広がり、くせ毛などが特に気になる方にはおすすめの使い方なので、ぜひ試してみてください。
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ここからはおすすめのヘアミルクをご紹介します。
ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。
うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
ハニーチェ クリーミーハニー ヘアミルクは水分がメインのため、髪に浸透しやすく、保湿力が高いのが特長。しっとりサラサラな髪に仕上がるアウトバストリートメントです。
傷んだ髪を補修し、髪の内部から保湿してくれるヘアミルク。毛先までうるおったキレイな髪を目指すためには欠かせないアイテムです。
ぜひヘアミルクの正しい使い方をマスターして、毎日のヘアケアに取り入れてみてくださいね。
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