b-ex journal 編集部
2025/01/30
ダメージを防ぎ、美しい髪を育てるために欠かせないヘアケア。実はヘアケアには正しい順番があるのをご存じですか?
せっかくヘアケアをしていても、順番が間違っていると十分に効果を得られないおそれがあります。
この記事では、夜と朝の正しいヘアケアルーティンと効果を最大限に引き出すポイントを詳しく解説します。おすすめのヘアケアアイテムもご紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
美しい髪のためには夜のヘアケアがとても重要です。正しい順番で丁寧に夜のヘアケアをすれば、翌朝の髪がまとまりやすくなります。
夜のヘアケアは、以下の順番でおこないます。
手順が多く感じるかもしれませんが、毎日続けてルーティン化すれば難しいことはありません。それぞれの詳しいやり方とポイントをご紹介します。
まずはブラッシングをして髪のからまりをほどき、髪についたほこりや汚れを落としましょう。シャンプー前にブラッシングすることで、シャンプーがなじみやすくなります。
ただし、髪がからまっている状態で無理やりブラシを通すのはNG。無理なブラッシングは枝毛や切れ毛の原因になります。
髪がからまりやすい方やロングヘアの方は、毛先から順にやさしく髪をほぐしてから全体をブラッシングするようにしてください。
シャンプーをする前にぬるま湯で髪と頭皮の汚れを洗い流します。
指の腹を使い、頭皮をマッサージするように汚れを落とすのがポイント。水分をしっかりと含ませて約2~3分洗い流しましょう。
熱すぎるお湯は頭皮を乾燥させてしまうので、シャワーの温度は38℃前後がおすすめです。
シャンプーは予洗いで落としきれない油分やスタイリング剤による汚れを落とすのが目的です。
あらかじめ手のひらで軽く泡立てたシャンプーを髪全体になじませ、指の腹を使って頭皮をやさしくマッサージするように洗いましょう。爪を立ててゴシゴシ洗うと、頭皮や髪を傷つける原因になるので注意してください。
市販のシャンプーは洗浄力が強いものが多いので、髪と頭皮にやさしいサロンシャンプーの使用がおすすめです。
シャンプー後は、髪全体にぬるつきがなくなるまでシャワーでしっかり洗い流しましょう。
▼DeepLayer(ディープレイヤー)取り扱いサロン
https://www.b-ex.inc/deeplayer/search.php
トリートメントは髪の内部に水分や栄養分を補給し、ツヤとうるおいのある髪に導く効果があります。一方、コンディショナーは髪の表面をコーティングし、指どおりをなめらかにします。
両方使う場合は、トリートメント→コンディショナーの順番で使ってください。
シャンプー後に軽く水分を取り、適量のトリートメント(コンディショナー)を髪の中間から毛先になじませましょう。
トリートメントは塗布してから5分程度放置すると、うるおい成分が髪の内部にしっかり浸透します。放置時間中はシャワーキャップや蒸しタオルなどで髪を包み込むと、より効果的です。
トリートメントやコンディショナー後も、すすぎ残しがないようにしっかり洗い流しましょう。
濡れた髪はキューティクルが開き、ダメージを受けやすい状態です。シャンプー&トリートメントが完了しお風呂から上がったら、すぐに髪を乾かしましょう。
まずは髪を手で絞り、できるだけ水分を取っておきます。その後、頭にタオルをかぶせ、軽く押さえながら頭皮や根元の水分を吸い取りましょう。続いて、中間から毛先の髪をタオルで包むようにして水分を吸収させます。
タオルドライの際には髪をゴシゴシとこするのはNG。吸水性の高いタオルを使い、やさしく水分を取り除くのがポイントです。
タオルドライができたら、髪の中間から毛先を中心に洗い流さないトリートメントを塗布しましょう。摩擦やドライヤーの熱から髪を保護し、サラサラの髪に仕上げることができます。
洗い流さないトリートメントにはミルクタイプ、オイルタイプ、ミストタイプなどがあるので、髪質や好みにあわせて選んでください。
ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。
うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
ロレッタ エメ ミストケアオイルはミストタイプのアウトバスケアオイルです。ドライヤーによるダメージから髪を守ります。
▼洗い流さないトリートメントが気になった方はこちらもチェック!
洗い流さないトリートメントを髪全体になじませたら、ドライヤーで乾かします。ドライヤーを髪から15~20cmほど離し、前髪→根元→中間・毛先の順で温風を当てて内側までしっかり乾かしましょう。
全体が乾いたら最後は冷風で仕上げると、キューティクルが引き締まりツヤのある美髪に。
寝ている間は寝返りで髪に摩擦が起きやすいので、枝毛や切れ毛の原因になります。ナイトキャップをかぶって寝ると、摩擦によるダメージを軽減でき、寝ぐせを予防する効果も。
枕カバーを摩擦が起きにくいシルク素材にするのもおすすめです。
髪の状態を整え、日中のダメージを防ぐために朝のヘアケアも大切です。朝のヘアケアは、以下の順番でおこないます。
朝はなかなかヘアケアに時間をかけられない方も多いでしょう。しかし正しい順番を理解して慣れてしまえば10分程で済むので、ぜひルーティン化してくださいね。
夜のヘアケアをしっかりしておくと、朝のヘアケアの時短にもつながりますよ。それぞれのステップのポイントを詳しくご紹介します。
朝起きたときの髪は寝ぐせやからまりがある状態です。まずはブラッシングでボサボサの髪を整えましょう。
髪がからまったところや寝ぐせがひどいところは無理にブラシを通さず、毛先からやさしくほどいていきましょう。
髪全体にブラシを通したら、くせや分け目がついてしまっているところを直します。くせを取るには髪を根元から水で濡らすのがポイント。
ミストタイプの寝ぐせ直しやスプレーボトルに入れた水を、くせが気になる髪の根元に吹きかけます。髪全体のボリュームや寝ぐせが気になるときは、蒸しタオルを髪にかぶせて1分ほど置くのも効果的です。
続いて、髪の中間~毛先を中心に洗い流さないトリートメントをなじませます。洗い流さないトリートメントを使うことで、髪がしっとりまとまります。ドライヤーの熱から髪を保護する効果も。
夜のヘアケアで使う量よりもやや少なめにするのがポイントです。
くせが気になるところを軽く引っぱりながら、ドライヤーの風を上から当てて髪を乾かします。生乾きだと時間が経つとくせが復活してしまうので、しっかり乾かしてください。
ドライヤーで全体を整えたら、アイロンやコテなどを使ってヘアセットをします。ドライヤーで軽くブローするだけでも◎。
ヘアオイルやヘアバームなど、お好みのスタイルにあわせてスタイリング剤をつけて仕上げましょう。
ロレッタエメ スタイリングオイルは毛先までパサつかない、しっとりタイプのスタイリングオイル。髪をツヤのベールでコーティングし、スタイルを持続させます。
べたつかないので手に残ったオイルはそのまま肌になじませて使えます。
紫外線は乾燥やダメージ、ヘアカラーの色落ちの原因のひとつです。髪の紫外線対策も欠かさずおこないましょう。
UVケア効果のあるヘアオイルを使えば、スタイリングと同時に紫外線対策もできるのでおすすめです。髪用の日焼け止めスプレーや帽子、日傘なども◎。
▼髪の紫外線対策はこちらもチェック!
ヘアケアの正しい順番をご紹介しましたが、なぜ順番を守ることが大切なのか詳しく解説します。
ヘアケアの順番を間違えると、髪のダメージにつながるおそれがあります。たとえば、タオルドライをせずにすぐにドライヤーを当てると、必要以上に摩擦や熱を加えることになり、髪に負担がかかります。
ヘアケアの正しい順番を理解して適切な手順を踏むことで、髪へのダメージを最小限に抑えられるのです。
予洗いやシャンプーが不十分で髪に汚れが残っていると、トリートメントの成分が髪にしっかり浸透せず、十分な効果を得られないおそれがあります。また、トリートメントの前にコンディショナーで髪をコーティングしてしまうと、必要な成分が浸透しにくくなってしまうことも。
適切な順番と使い方を守ることで、トリートメントの効果を最大限に発揮できるのです。
正しい順番でヘアケアをすることで、清潔で健康な頭皮環境をつくれます。美しい髪は健康な頭皮から生まれるので、毎日のヘアケアはとても重要です。
最後にヘアケアについてよくある疑問にお答えします。
スタイリング剤をつけた日や汗をたくさんかいた日は、シャンプーをして汚れを落としたほうがよいでしょう。ただし、あまり汗や汚れが気にならない日であれば、必ずしもシャンプーをする必要はありません。
また、洗いすぎは乾燥やダメージにつながるので、シャンプーは1日1回にしましょう。朝シャンはヘアケアが不十分になりがちなので、できるだけ控えてください。
▼朝シャンのデメリットが気になった方はこちらもチェック!
前日のヘアケアが十分にできていれば、シャンプーしない日は洗い流さないトリートメントをつけなくても問題ありません。髪の乾燥や広がりが気になるときは、少量のヘアミルクやヘアオイルを毛先を中心につけるか、軽い仕上がりのミストタイプのトリートメントを使うのがおすすめです。
シャンプーをしない日も、寝るときはナイトキャップをかぶってダメージを防ぎましょう。
ヘアケアの正しい順番を守ることで、髪のダメージを抑えられ、美しい髪を目指せます。毎日の積み重ねが重要なので、正しい順番を理解して朝と夜のヘアケアをルーティン化しましょう。
日頃のヘアケアを見直して、理想の美髪を手に入れてくださいね。
b-ex
b-ex journal 編集部
店舗名
b-ex
取扱ブランド