b-ex journal 編集部
2024/01/12
髪の毛が傷んでいるため、悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
髪の傷みは、ホームケアで改善できるかもしれません。
そこで今回は、自宅での正しいヘアケアの手順をご紹介します。お風呂・お風呂上り・朝のヘアセットといった3つのシーンに分けて解説しているため、それぞれ参考にしてください。
髪の表面にはキューティクルが存在し、外部の刺激から保護しています。また、髪にツヤがあるのは、キューティクルが傷んでおらず引き締まっている状態だからです。
一方、髪が傷むというのは、一般的にキューティクルが開いている状態を指します。キューティクルが開いていると、ツヤは失われ、内部の水分などが流出しやすくなってしまうのです。
日常生活で髪の毛が傷む原因には、主に下記の4つがあります。
①髪への摩擦
②紫外線
③熱
④髪を濡れたまま放置
髪は死んだ細胞で構成されているため、一度傷んでしまうと補修が困難です。そのため、髪は傷む前にケアするのが重要です。
上記の髪が傷む原因を抑えるためには、正しい手順でヘアケアする必要があります。
もし、髪の傷みにお悩みの方は、これから紹介するヘアケアの手順を実践してみましょう。
バスタイムのヘアケアは、下記の手順で行います。
①ブラッシング
②ぬるま湯で予洗い
③頭皮を傷つけないようにシャンプー
④トリートメントで内部を補修
⑤コンディショナー・リンスで外部を補修
お風呂は髪の毛を濡らすため、正しい方法で洗わなければ傷む原因になりかねません。
注意点やコツなど、詳細に紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
シャンプーの前は、ブラッシングするのが重要です。
事前にブラッシングしておけば、ある程度汚れやフケを取り除けます。汚れが減ることで、シャンプー時に濡れた髪を摩擦する回数が減るため、傷みにくくなるでしょう。
ただし、ロングヘアの場合や、毛先が絡んでいる場合は無理やりブラッシングしないでください。そのようなケースでは、絡まっている毛先を優しくほぐしてから、全体をブラッシングするようにしましょう。
予洗いをすると、髪の表面に付着した汚れを洗い流せます。しっかりと汚れを落とすため、表面を洗い流す程度ではなく、水分をしっかりと含ませて約2~3分洗い流しましょう。ただし、濡れた髪を強く擦ると傷む原因になるため、指の腹で頭皮をマッサージするように優しく丁寧に行ってください。
また、43度を超える熱いお湯で行うと、頭皮に必要な皮脂まで洗い流され、フケの原因になる可能性があります。とはいえ、37度未満の低すぎる温度では余分な皮脂が取り除けません。そのため、髪を洗う際は、お湯の温度を37~40度程度に設定するとよいでしょう。
シャンプーは予洗いでは落としきれなかった余分な皮脂やスタイリング剤を取り除くのが目的です。
あらかじめ泡立てておいたシャンプーで、指の腹を使って頭皮を優しくマッサージするように洗いましょう。爪を立ててしまうと、頭皮や髪を傷つける原因になるため、注意してください。
シャンプーは基本的に、頭皮を洗うのみで構いません。ただし、スタイリング剤が落としきれない場合は、根元から毛先にかけて手ぐしで梳くように優しく洗いましょう。
また、シャンプーはアミノ酸系シャンプーを使用するのがオススメです。アミノ酸系シャンプーは、洗浄力がやや弱いため、皮脂の落としすぎを防げます。また、保湿性が高く頭皮への刺激も弱いため、髪や頭皮の傷みを抑えられます。
ただし、アミノ酸系シャンプーでも、頭皮に残るとフケの原因になるため、最後はしっかり洗い流しましょう。
▼オススメのアミノ酸系シャンプーは「ディープレイヤー」です。シャンプー選びにお悩みの方は、ぜひお試しください。
トリートメントは、毛髪の内部に水分や油分を取り込む役割があります。シャンプーした後の、スタイリング剤などが何もついていない髪にトリートメントを使用すると、内部まで浸透しやすいため効果的です。
トリートメント剤によりますが、塗布してから5分程度放置するのがオススメです。また、放置する際はシャワーキャップやラップなどで髪を覆うとさらに効果が高まります。
コンディショナーやリンスは髪の外部をコーティングする効果があります。使用すると、髪にツヤを与え、指どおりがよくなります。
ただし、髪の表面に膜をはるため、トリートメントの後に使用しましょう。
お風呂上がりは髪が濡れていて傷みやすい状態のため、早めにヘアケアを行いましょう。
ヘアケアの手順は下記の通りです。
①優しくタオルドライ
②洗い流さないトリートメント
③ドライヤーでしっかり乾かす
それぞれのポイントを詳しく紹介します。
タオルドライの前に髪をまとめて、手で絞りましょう。これだけで髪が乾きやすくなりますよ。
髪を絞ったら、水分が溜まりやすい毛先をタオルで包んでギュッとおさえます。次に、頭皮や根元の水分をタオルで吸い取りましょう。
ただし、タオルドライの際に髪をゴシゴシと擦るのはNGです。傷む原因になるため、気を付けましょう。
タオルドライが終わったら、洗い流さないトリートメントを塗りましょう。トリートメントによってドライヤーの熱から髪を保護するためです。
トリートメント剤は髪の中間から毛先辺りに使用してください。頭皮の付近は毛穴詰まりの原因になるため、不要です。
洗い流さないトリートメントには、ミルクタイプやオイルタイプなど、さまざまな種類があるので、自分にあったものを使用するとよいでしょう。
▼オイルタイプなら「ディープレイヤー リペアオイル」がオススメです。気になる方は、ぜひお試しください。
まず、ドライヤーは髪から10~20cmほど離して使用しましょう。
ドライヤーで乾かす際は根元・毛先の順番で行います。毛先を先に乾かすとパサツキの原因になるため、避けてください。
温風で髪が乾ききったら、冷風モードに切り替えて髪の毛の形を整えましょう。髪は冷めた時に形が整うので最後に冷風モードを使用すると収まりが良くなるためです。
朝のヘアセットの手順もヘアケアには重要です。
主な手順は下記の通りです。
①ブラッシング
②寝癖が酷い場合はぬるま湯で洗う
③洗い流さないトリートメントを塗布
④ドライヤーで乾かす
⑤ブロー・ヘアアイロン
⑥スタイリング剤を塗布
⑦紫外線対策
それぞれ詳しく説明しますので、ぜひ参考にしてください。
まずはブラシで髪の絡まりをほぐしましょう。ただし、無理に引っ張ると頭皮や髪が傷む原因になるため、毛先から少しずつ梳いてください。
ブラシでは直せない癖は、下記いずれかの方法で濡らして直しましょう。
・蒸しタオルを使用する
・水をスプレーする
・寝癖直しスプレーを使用する
髪は濡らすことにより、内部の水素結合が切れるため、寝癖をリセットできます。蒸しタオルだけでは寝癖が直らないケースでは、水や寝癖直しをスプレーするとよいでしょう。
寝癖直しスプレーはトリートメント成分が配合されているため、水だけ使用するよりも手触りがよくなります。ドラッグストアなどでも購入できるため、試してみてはいかがでしょうか。
ドライヤーの熱から髪を保護し、まとまりを出すために、毛先を中心に洗い流さないトリートメントを使用しましょう。もし、寝癖直しスプレーを十分に使用している場合は不要です。
髪は濡らした状態だとダメージを受けやすいため、ドライヤーで乾かしましょう。お風呂上がりの時と同様、髪から10~20cm程度離した状態で使用してください。温風で乾かしたあとは収まりをよくするためにも冷風モードで冷やすのも忘れないようにしましょう。
ドライヤーのヘアセットモードや、ヘアアイロンで髪の毛の形を整えましょう。
ただし、ヘアアイロンを高温で使用するのは厳禁です。160度程度に設定して、細かくブロッキングしながら整えるのがオススメです。
最後に、お好みでスタイリング剤を使用しましょう。
仕上げたいヘアスタイルによって、スタイリング剤を使い分けるのがオススメ。
▼こちらでロレッタのスタイリング剤を一部紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・固めずにサラサラの質感にしたい方向け!「グロスキープスプレー」
・メンズにもピッタリ!セットした髪をしっかり固めて長時間持続したい方は「ハードゼリー」
・雨の日でもへっちゃら!巻き髪・前髪をキープしたい方は「ロックホールドスプレー」
髪の傷みは、紫外線も1つの要因です。そのため、ヘアセットの仕上げに紫外線対策を行うとよいでしょう。
紫外線対策には、下記のものがあります。
・帽子
・日傘
・髪用の日焼け止め
帽子や日傘は一般的な方法です。帽子を使いたくない方や、日傘を持ち運ぶのが面倒な方は、髪用の日焼け止めがオススメです。
▼紫外線対策ができるスタイリング剤のラインナップはこちらです。ご興味のある方は、ぜひお試しください。
日常生活で髪の毛が傷む原因には、主に下記の4つがあります。
①髪への摩擦
②紫外線
③熱
④髪を濡れたまま放置
髪の毛の状態を綺麗に保つには傷む原因をできるだけ取り除くのが重要です。特に、髪が濡れた状態になりやすい、お風呂・お風呂上り・朝のヘアセットは注意が必要です。そこで、本記事ではそれぞれのヘアケアについて正しい手順をご紹介しました。
ご紹介した内容を日々のヘアケアに取り入れ、ツヤ髪を手に入れましょう!
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