高雄篤史
2025/02/20
こんにちは。埼玉浦和の一軒家のプライベートサロンMAISONの高雄です!
「髪を伸ばしたいけど量を減らしたい」
「多毛なので軽くしたいけど、長さはキープしたい」
お客様からこのようなオーダーをいただくことは非常に多くあります。
しかし「毛量を減らす=髪をすく」がベストとは限りません。髪をすきすぎたり、軽くしすぎたりすると、髪がまとまらず伸ばしにくくなってしまうことがあります。
そこで、この記事では適切なカットやヘアケアを取り入れながら、理想のヘアスタイルを叶える方法をご紹介します。
「髪をすく」とは、すきばさみを使って髪の毛を軽くしたり、質感を整えたりすることです。髪をすけば、毛量が減り全体が軽くなります。
毛量を減らすには、とりあえず髪をすくのがよいと考える方は多いかもしれません。しかしきれいに髪を伸ばしたいなら、安易に髪をすくのはおすすめできません。理由を詳しく解説します。
髪をすくと一時的にボリュームは抑えられますが、すきすぎると毛先がスカスカになります。全体のバランスが崩れ、結果的に髪が広がってまとまりにくくなるおそれがあります。
髪をすきすぎると髪の表面に短い毛が出てくるので、アホ毛が目立ちやすくなります。毛先がピョンピョンと飛び出して髪がボサボサに見える原因に。
▼アホ毛が気になる方はこちらもチェック!
髪をすくと短い毛が多くできるので、ヘアアレンジがしにくくなることがあります。髪をひとつにまとめたくてもうまく結べず、かえって邪魔になってしまうかもしれません。
髪をすいて表面の長さが不揃いになると、光が乱反射してきれいなツヤができません。ツヤのないパサついた髪に見えてしまいます。
髪をすいて軽くしすぎると、髪の重さで抑えていたボリュームやクセが出やすくなることがあります。髪をすくことで、かえってうねりやクセが目立つおそれがあるので要注意です。
引用元:カラパレ
毛量を調整する際には、すきすぎず、髪の重さを適度に残しながら軽さを出すことがポイントです。特に髪の表面はあまりすかず、内側の毛量を調整すると、広がりにくくまとまりのあるスタイルになります。
また、レイヤーを入れておしゃれにボリュームを調整するのもおすすめです。
一度髪をすきすぎてしまうと、また伸びるまでに長い時間がかかってしまいます。担当の美容師さんには「すいてください」「軽くしてください」と伝えるだけではなく、「伸ばしながら量を調節したい」「重さが気になるけれど広がらないようにしたい」など、細かく希望を伝えましょう。
髪のボリュームはカットだけでなく、ヘアケアやスタイリングでも調整できます。髪を伸ばしながらボリュームを抑えたいときのおすすめのケアをご紹介します。
髪の重さが気になるときは、美容院でトリートメントをするのがおすすめです。髪に水分と栄養分を補給してコーティングするので、ボリュームが抑えられまとまりやすくなります。
美容師さんに相談し、髪質に合ったトリートメントをしてもらいましょう。
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お風呂上がりに洗い流さないトリートメントを塗布してから、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。髪のボリュームや広がりが気になる方にはミルクタイプの洗い流さないトリートメント(ヘアミルク)がおすすめです。
ロレッタ エメ ナイトトリートメントは寝ている間にじっくり浸透する美容液成分配合のトリートメント。うねりや広がりを抑え、翌朝までしっとりまとまります。オイルが苦手な方にもおすすめです。
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スタイリングでボリュームを抑えるには、ブローやストレートアイロンでクセを伸ばし、ヘアオイルかバームで仕上げるのがおすすめ。ツヤとまとまりのあるきれいなシルエットに仕上がります。
ロレッタエメ スタイリングオイルは毛先までパサつかない、しっとりタイプのスタイリングオイル。髪をツヤのベールでコーティングし、スタイルを持続させます。べたつかないので手に残ったオイルはそのまま肌になじませて使えます。
髪を伸ばしたいけど量を減らしたいときは、単に髪をすくだけではなく、カットの工夫や適切なヘアケアが重要です。美容師さんに希望をしっかり伝えながら、日々のケアを取り入れて、理想のヘアスタイルを目指してくださいね。
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