木村直人
2016/06/03
airの木村です。
常に正直に生きてます。
今朝の話、Twitterで正直な事を言ったら燃えそうになりまして…
燃える時にも燃え方というのがあり、受けて立つタイプの燃え方…
後は、この燃え方は無意味と判断したらひらりと逃げ出す。
「つい消しします!」
こういった言葉を吐き捨てながらツイートを消し去り、エレガントにブロック。
こういった所にも美学を持つものです。
無意味な闘いは避けましょう。
逃げる事も必要です。
また無意味な冒頭ですね。
さて…
モデルの「鈴木えみ」さんが髪をメンテナンスに来てくださいました。
モノトーンを使用でギンギラギンにさりげなく。
Blueを使用でグラビデ。
重さと透明感を兼ね備え、彩度もマックスまで上げていくものです。
そうこういう質問がよくあるのですが…
と常にお答えしています。
ええ。正直ベースです。
ただ、ブリーチなしでやっているのでブリーチするよりはマシという返答をしています。
傷ませないというのは非常に大事だと思いますし、センシティブにならねばならない所ですが、カラーのパフォーマンスを発揮し、本気のクオリティを追うならダメージを省みては永久になりたい色にはなれません。
こういった処方で徐々に作るという方法論もありますが…
と思っておいてもよいかもしれません。
その認識をしておいた上でやるとそれこそ憂いなく思い通りの髪色になるはず。
ちなみに鈴木さんはダメージがどうのよりも「クオリティ」タイプの方。
迷いなど1ミリも感じさせない雰囲気がこのクオリティを出すわけです。
これくらいの心持ちでいると案外仕上がった時には…
「あっ。別に大丈夫かも?」
そんな風にも思う事もあるかもしれませんね。
ヘアカラーの大体はそういったお客様の気持ちと美容師の気持ちのせめぎあいです。
どこをどの様にとっていくのか?
そういった覚悟が更に仕上がりを高めてくれるのかもしれませんね。
引き続き「正直ベース」で仕事をしていきたいと思います。
燃え盛りません様に。
air/ LOVEST
木村直人