中村 翔
2016/05/27
埼玉の春日部で美容師をしております、中村です
アッシュを表現するうえでもっとも邪魔をする天敵、黒染め
しかし、就活や環境でどうしても黒染めをしなければいけない場合もあると思います
一度、黒染めをするとアッシュやマットといった赤味やオレンジ味を極力ださない色を表現するのが難しくなります
がっ!!
今回は赤味を排除するのに強いthrowを使って黒染めの髪の毛に対してキレイなアッシュを表現したいと思います
色というのは赤、青、黄の色が色々、混ざり合ってできたものです
それだけの色が混ざり合ってるわけなのでそれを飛ばすとなるとある程度の薬剤のパワーは強くないと色は抜けません
それを踏まえたうえでいざカラーです
光に当たると若干、明るさは感じますが前回、黒染めをしています
アッシュを表現するうえでこの黒は邪魔をするので一度薬剤のパワーを強めにしてこの染料をぬいていきます
とはいえダメージは極力抑えたいので痛みが少ないといわれる某ブリーチを使います
そして、一度流しますが
そのままだとかなり赤味が残ります
赤味を抑えるマットとオレンジ味を抑えるアッシュを一対一で混ぜ、さらにコントロールカラーのブルーを加えて完全に
赤味排除のレシピ
です
完全に赤味は感じず
アッシュ特有の
がでました
黒染めからアッシュにもっていく場合、その染料を剥がすためにかなり薬を強くしなければなりませんが
今回はダメージを考慮して薬剤のパワーは上げすぎず、最初剥がした時点ではかなり赤味がでますが
throwの青みの濃さのおかげで簡単に
赤味を排除
できました
黒染めからアッシュにするのは難しい場合もありますが夏に向けてキレイなアッシュなどを表現したい方はぜひご相談ください
nuvola
中村 翔