町田聖彦
2018/09/15
こんにちは、群馬県前橋市の美容室Paisley Park の町田です!
以前、A6を軸にしたアッシュグレーの事例を紹介しました。
今回はそのアッシュグレーの表現を少し変えた
スモークメインのレシピを公開!
スモークを軸にした場合、配合量次第で
ディープな表現も淡い表現も可能です!
逆に言えばそこが注意の必要な部分でもあります。
ケースごとに紹介していきます。
◆ケース1【カーキアッシュグレー】
・ベース
繰り返しナチュラルなグラデーションに染めているので
根元〜中間は暗めのベース、中間〜毛先は褪色してややオレンジ味の出ている状態。
・レシピ
根元〜中間【グリーン:ブルー:スモーク(2:1:1)、ox3%:6%(3:1)】
中間〜毛先【スモーク:ブルー:グリーン:Mt6(2:1:1:1)、ox6%】
カーキを表現するため(オレンジ味を打ち消すため)グリーンをミックス。
特に根元〜中間部分は多めの比率。oxのコントロールもポイントです!
根元〜中間部分は濃度と淡みを(クリアではなく)Mtで調節しています。
◆ケース2【チャコールアッシュグレー】
・ベース
※before画像が無くてすみません。
根元(新生部)2cm、中間9〜10レベル、
毛先はグラデーション気味にブリーチが残っている状態。
・レシピ
根元【スモーク:CA6(1:1)、ox3%】
中間〜毛先【スモーク:Mt6:A6:V6(4:4:2:1)、ox6%】
根元部分はコンフォートもミックスしてディープに。
中間〜毛先はスモークとモノトーンをメインに
アッシュとヴァイオレットをプラスすることで
チャコールを表現しています。
◆ケース3【ネイビーアッシュグレー】
・ベース
※before 画像が無くてすみません。
根元(新生部)1cm、中間〜毛先は褪色はしていますが
周期が短いので(前回のTHROWによるカラーのおかげ)
くすみがまだ残っている状態。
・レシピ
根元【スモーク:ブルー:グリーン(5:5:1)、ox3%】
中間〜毛先【スモーク:ブルー:グリーン(3:3:1)、ox6%】
こちらのお客様は
前回、オレンジ味が出ている状態に褪色していたので
グリーンの配合量を多めにして施術しました。
そのおかげもあって、
今回はそこまでのオレンジに偏っていないので
グリーンの比率を下げ、
スモークとブルーをメインにしたネイビーな表現をしました。
色が抜けきらないうちにTHROWを積み重ねていくことも
透明感やキレイなアッシュグレーにするポイントです!
スモークをメインに使用して
プラスさまざまなミックスで表現した
アッシュグレーの事例でした。
表現の幅を広げるのに、何かのお役に立てば幸いです!
Paisley Park
町田聖彦
店舗名
Paisley Park
取扱ブランド