樋口祐次郎
2018/08/15
外国人風とか透明感カラーとか、ハイトーンのカラーも落ち着いて
最近はファーストグレー世代の方もオシャレに染められる、暗めでくすんだグレー系のオーダーが増えてきましたね。
少し若い世代の子たちも一周まわって暗めのグレーが多いような気もします。
しかし、このグレーという色味はうまくお客様に伝わるように表現するのが難しいです。
赤みやオレンジ味が削れ切らずに中途半端なアッシュ系みたいになったり、
逆に毛先が暗くなり過ぎたり…
今日は誰でも簡単にできるグレーっぽくのシンプルカラーレシピを。
経験上だと、アンダーの状態が10〜11レベル以上になってると1回の施術でキレイにグレーが出ると思います。
9レベル以下だとやはり元が暗いのでお客様には伝わりづらいかなと。
そういう場合は1度赤みが削れる12レベルくらいのアッシュやマットで土台を作って、
その後、狙った配合でグレーに。
今回のレシピはアンダーが12レベルくらいのお客様↓
ここに鉄板の黄金レシピ
BLUE:MT6:SMOKE=2:1:1
オキシ3%
ワンメイク
を重ねると…
……
………
おぉぉ
めっちゃいい。
お客様も納得ですね。
履歴でブリーチのグラデーションなどが入っていてダメージがある場合は、
この配合はかなり染料が濃いので吸い込み過ぎで暗くなる場合もあるので時間差をつけて塗布がいいかと。
(毛先分の残ったカラー剤にクリアを混ぜるのもあり)
毎回配合を考えるのも大変なので、このレシピを1つの軸にして、あとはお客様の要望や髪の状態に合わせて少しづつバランスを調整するといいと思います。
ぜひ試してみてくださいね。
そして、今回のこちらのレシピと写真データはまたまたパクらせてもらいました笑(了承済だよ)
以前にもお世話になった兵庫県西明石の美容室 ”aimy”の山本さんの素材を提供してもらいました。
ありがとうございます!
↓山本さんのサロン
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