樋口祐次郎
2018/08/03
何かと基準になる100万円
なんでかはよくわからないけど、この業界に入って17年。
100万円っていうのが1つの基準になることが多いような気がしたのと、最近スタッフは忙しいのに僕は死ぬほど暇なのでなんでなのか考えてみることにしました。
100万円ってどうやって売り上げるの⁉
・・・。
と書いてみたものの、
いきなり答えのないようなテーマになってしまったので、まずは分かりやすくロジカルにいきましょう。
今はほとんどのサロンが週休2日だと思うので、
・月の稼働日数が22日
・稼働時間8時間
・平均単価7,000円
・一人当たりの施術時間1.5/h
平均単価と施術時間は1,000円カットのサロンを除くとこのくらいなじゃないかと言う体感の数字です。
なので、俺はそんなに安くない!とかうちはそんなに仕事が早くない!いう方は自分の思う数字を当てはめてみてください。
あと、そんなに休みがない!とか毎日13時間働いてる!!と言う方はオーナーさんに相談してくださいw
さて、上の条件で考えた場合、
・ひと月でお客様を担当できる時間が22日×8時間(1日)=176時間
・176時間÷1.5/h(1人あたりの平均施術時間)=117人(ひと月で担当できる人数)
・117人×7,000円(平均単価)=819,000円
え?
819,000円て・・・
足りてないやん。
ってなりますよね。
つまり、根拠はわかりませんが100万円が1つの目標で上記と似たような条件の場合は理屈上は無理。
という事になります。
ここに、
・アシスタントの有無
・稼働日数&時間の増減
・単価の増減
・施術時間の増減
で全部が変わってきます。
今は働き方改革とか言われてるので、稼働日数と稼働時間はいじらないとすると・・・
・単価を高くする
・施術スピードをあげる
のどちらかです。
単価に関して・・・と言うと少しいやらしく聞こえるかもしれませんが、
お勤めの場合サロンの料金設定が決まっていると思うのでその中で1番お客様に喜んでもらえる技術を提供していればおのずと上がると思います。
ちなみに117人と言う数字。
100万円という数字だけ追うとなんだか先が見えないような気がする方もいると思いますが、22日の稼働の場合は1日5~6名のお客様を担当すれば達成します。(単価次第)
技術職なのでどうしても技術に対しての自己研鑽に気持ちが行ってしまいがちですが、こういった数字をロジカルに知ると頑張り方が少しラクになるかもしれませんね。
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